国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
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外観 家づくり
2024.7.14
「外観が四角い家って、おしゃれだけど住みやすいの?」
本記事ではこうした疑問にお答えします。
外観が四角い家は、現代的でスタイリッシュなデザインで人気です。
一方でデザインが似通ってしまう点や雨が降り込みやすい点など、実用性の面でデメリットを指摘されることもあります。
具体的に四角い外観の家にはどのような特徴があるのか、メリット・デメリットを実例を交えながら確認しましょう。
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コラムのポイント
■ 外観が四角い家には、おしゃれであるほか、建築費用を抑えられるなど、実用的なメリットもあります。
■ 一方で、軒が出ていないことから、雨が窓から降り込みやすいことなど、デメリットもありますので特徴を把握して導入することをおすすめします。
私たち“R+house 国松工務店”は、屋根が平らで真四角に見える外観の住まいの建築経験が豊富にあります。
雨漏り対策など、デメリットを補うノウハウも持っておりますので、本記事で紹介する外観をお好みの方は、建築家と建てるマイホーム“R+house 国松工務店”にご相談ください。
目次
まずは外観が四角い家が持つ4つのメリットを紹介します。
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1つ目のメリットは、シンプルでおしゃれな外観の家になることです。
四角い家は外観に直線が多く、スタイリッシュ・モダンな雰囲気を出しやすい家です。
特に屋根に特徴があり、陸屋根(ほとんど水平勾配の屋根)や緩勾配のガルバリウム鋼板屋根などを活用することで、日本の家に多い切妻屋根とは異なった印象の家になります。
加えてモノトーン調の色合いを導入することなどで、さらにシンプルさ・モダンさを感じられるおしゃれな住まいが完成します。
▶︎関連コラム:『シンプルな家』外観・内装・間取り 実現の方法を実例紹介│ハウスメーカーの選び方も解説
2つ目のメリットは、建築費用を抑えられることです。
外壁に屈曲部が多くなると施工に手間がかかることから、建築費用は高くなります。
一方で四角い家は屈曲部が少なく、屋根や外壁の施工に手間がかかりません。
特殊な建材も使用せず、人件費も抑えられますので、建築費用が安価になります。
モダンな住宅で利用されるケースの多い、サイディングやガルバリウム鋼板も製品の単価は比較的安価ですので、費用を抑えつつおしゃれな注文住宅を建てたい方におすすめです。
3つ目のメリットは、建築後のメンテナンスにかかる費用が安価であることです。
屋根や外壁は、水の侵入を防ぐ目地(建材と建材の隙間部分)を修復することや、塗装を長持ちさせるための再塗装など、定期的にメンテナンスをする必要があります。
このときも曲線が少ないデザインの方がメンテナンス・リフォームにかかる手間を抑えられますので、費用も安くなります。
▶︎関連コラム:ランニングコスト・光熱費のかからない一軒家・持ち家を建てる8つの方法
4つ目のメリットは、耐震性の向上を期待できることです。
地震が発生したとき、家に凹凸が多いと、揺れの力が一箇所に集中し部分的に破損するケースがあります。
正方形に近い四角い家は、地震による揺れの力が家全体に均一にかかりますので、部分的な破損が起きづらく、地震を受けた場合のダメージが少なくなるでしょう。
お住まいの家族の安全を守れることに加えて、被災後の修繕にかかる費用を抑えられる点もメリットです。
▶︎関連コラム:【地震に強い家】形・構造など10の特徴を解説│よくある疑問へも回答
外観が四角い家にはデメリットもありますので把握しましょう。
また、デメリットを解消するための対策も紹介します。
四角い家では屋根形によるデザインの差別化を図れませんので、同様の四角い家とデザインが似通うことがデメリットです。
他の家と異なる外観を求める方は、対策を考える必要があります。
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具体的には、一色ではなくアクセントカラーを選んだり、玄関まわりなど部分的に異なる素材(天然木など)を利用することも効果的です。
事例のように、ガレージとして四角を増やして立体感を演出してもおしゃれです。
▶︎関連コラム:【外観編】センスのいい家の作り方|名古屋の注文住宅事例集
屋根を壁面までで止めて四角さを演出した場合、軒がなくなることで雨が降り込みやすい点はデメリットです。
特に突然の大雨で窓から雨が降り込むことが多くなると後悔にもつながります。
四角い家で取れる雨対策は、主に3つです。
こうした対策を取ることで、四角い家でも雨の影響を抑えられます。
なお、基本的に窓を閉め、常に空調機器を利用する場合は、光熱費を抑えるために気密性・断熱性など住宅の基本性能を高める必要があります。
夏に日差しを受けやすく、外壁が熱くなる点もデメリットといえます。
夏場は太陽高度が高いことから、軒が出た家であれば外壁に影が落ちやすく、外壁の温度を抑えられます。
軒を出しづらい四角い家では、外壁が熱くなり、室内にも熱が伝わることが指摘されます。
▶︎c値(気密性)0.5・UA値(断熱性)等級6相当 “R+house 国松工務店”の家づくり
外壁からの熱の伝達を防ぐには、住まいの断熱性を高めることが重要です。
十分な性能、厚みの断熱材を導入することで、外壁が熱されても室内に熱が伝わることを防げます。
なお、設計の段階で断熱材を追加することも重要ですが、元々一定の断熱性能を保証している(断熱性能への意識が高い)工務店やハウスメーカーに依頼することで、高性能な家を建てられ夏場の暑さを防げるでしょう。
▶︎関連コラム:【高気密高断熱住宅の夏の過ごし方】暑い・熱がこもる・湿度が下がらない理由と対策を解説
四角い家は屋根と外壁の境目や、勾配の緩やかな屋根から雨漏りするリスクを指摘されることがあります。
軒の出が少ない四角い家は、切妻屋根などと比べると、外壁や建材の境目に雨が当たりやすく、雨漏りのリスクが高い点は認識する必要があります。
ただし、凹凸の少ない四角い家は、外壁の屈曲部が少なく、シンプルな防水構造です。
この点においては、雨漏りのリスクが低くなるといえるでしょう。
四角い家で屋根や外壁からの雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
屋根と外壁の継ぎ目、外壁同士の継ぎ目などの状態を専門業者に確認してもらうことで、雨漏りの可能性を大幅に減らせます。
雨に対して不安を感じる方は、通常よりも外壁・屋根の点検の回数を増やして、建物の状態を把握するよう務めることをおすすめします。
外観が四角い家では、紹介したようなメリット・デメリットがあります。
おしゃれさだけを重視して外観の好みでデザインを決めると、建築後に後悔する可能性がありますので注意しなければいけません。
私たち“R+house 国松工務店”は、施工事例に示すとおり、多くの四角い外観の家を建てています。
後悔を防ぎながら、お好みのスタイリッシュな外観の家を建てられますので、本記事で紹介する外観をお好みの方は、建築家と建てるマイホーム“R+house 国松工務店”にご相談ください。
記事の終わりに、元々スタイリッシュでおしゃれな四角い家の外観を”もっと”おしゃれにするためのコツを紹介します。
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四角い家は凹凸が少ないことから、選択する色味によって外観の印象が大きく変わります。
モダンで現代的な外観を好む方には、白・黒などモノトーン調の外観をベースカラーにすることをおすすめします。
スタイリッシュな四角い家が、より直線的でかっこいい外観になります。
▶︎関連コラム:白黒(モノトーン)の家、外観・内装実例紹介│メリット・デメリット、おしゃれのコツも解説
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色味と同様に外観に影響を与える要素は窓です。
凹凸の少ない四角い外観の家では、窓の配置や種類が与える印象が大きくなります。
上下、左右方向の窓の配置を揃えるだけでも一気にスタイリッシュになりますし、滑り出し窓やFIX窓の利用でよりシンプルに見えるでしょう。
▶︎関連コラム:注文住宅を失敗しないための“窓”選び|配置のコツや建設費用との関係について
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異なる素材を活用するために、外構と建物を合わせて外観を検討することもおすすめです。
たとえば、事例のように外構に対してふんだんに天然木を利用したり、ガレージ部分のシャッターに木目を利用したりすることで、スタイリッシュながら温かみのある外観を演出できます。
シンプルさを追求することも大事ですが、好みの素材やデザインを加える検討もしてみましょう。
▶︎関連コラム:『外壁の素材6種類』写真付きで解説│人気の外壁材「サイディング」「ガルバリウム」の施工事例も紹介
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スタイリッシュな外観が人気の四角い外観の家について、メリット・デメリットをはじめとする特徴を実例とともに紹介しました。
紹介した事例のデザインを好む方であれば、四角い家のデザインを選ぶことをおすすめします。
温熱環境や雨漏りなどのリスクもありますが、しっかりと対策を取りメンテナンスを受ければ問題ありません。
大切なことは、四角い家の建築経験が豊富で、利点・欠点を熟知し対策も把握している工務店・ハウスメーカーに依頼することです。
名古屋市を中心としたエリアで四角い家に興味をお持ちの方は、”R+house 国松工務店”までお気軽にご相談ください。
確かな経験と知識で、おしゃれ・機能的な四角いデザインの住まいの建築をサポートします。
“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。
私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。
高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。
私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。
高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。
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