家づくりコラム

外観 家づくり

2024.6.20

【新築の外壁】黒・グレーでの後悔・失敗・トラブル事例紹介│対策についても解説

【新築の外壁】黒・グレーでの後悔・失敗・トラブル事例紹介│対策についても解説

「新築の外壁を黒やグレーにしたいけど、後悔・失敗を抱える場合もある?」
「外壁の色味が原因でトラブルに発展することもあるの?」

本記事では、このように外壁に黒・グレーを使用した場合について解説します。

後悔を避けるための対策やメリットについても紹介しますので、外壁の色味について悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

▶︎関連コラム:家の外観色を『黒・グレー』に 7つのポイント解説│外壁に木目などおしゃれモダンな施工事例も紹介

コラムのポイント

■ 黒・グレーの外壁は、選択する色によっては、後悔や失敗を感じてしまうケースがあります。

■ 後悔・失敗を防ぐ方法を把握して、満足できる外観の住まいを手に入れましょう。

■ 対策を取った黒・グレーの住まいはおしゃれで機能的です。施工事例も確認してみてください。

 

おしゃれで機能的な外観の住まいを検討中の方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、黒・グレーなどを基調とした「スタイリッシュ・モダンな家」を多く建築しています。

紹介している事例の外観がお好みの方は、建築家と建てるマイホーム“R+house 国松工務店”にご相談ください。

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新築の外壁を黒・グレーに。後悔・失敗・トラブル7つ紹介

はじめに、新築の外壁を黒やグレーにして、後悔や失敗を感じる場合やトラブルになるケースについて紹介します。

  • ・汚れやキズが目立ってしまう
  • ・汚れ、キズを消すメンテナンス費用が高くなる
  • ・似た色味の家が多く自宅が目立たない
  • ・選んだ色味によっては新築なのに古く見える
  • ・黒の壁面から夏場は熱を感じる
  • ・隣人から「圧迫感がある」と苦情を言われた
  • ・隣人から「熱気を感じる」と苦情を言われた

 

汚れやキズが目立ってしまう

白に近いグレーの外壁の場合汚れが目立つ

黒やグレーの外壁は、色味によっては汚れやキズが目立ってしまうことがあります。

黒の場合は黄砂などの砂やホコリにより汚れが、グレーの場合は外壁にカバンがこすれた場合の黒汚れなどが付着します。

特に新築の場合は、汚れが気になって濃い色の外壁を選んだことへの後悔につながることがあります。

汚れ・キズを消すメンテナンス費用が高くなる

汚れやキズの面積が大きい場合やキズが深い場合などは、専門の業者に清掃や再塗装を依頼する必要があります。

汚れやキズが気になり頻繁に再塗装が必要になった場合は、メンテナンスの費用に後悔を感じるかもしれません。

似た色味の家が多く自宅が目立たない

同じ色合いの家が立ち並び個性が出にくい

黒・グレーの外壁を持つ家は少なくありません。
ご自宅の周囲の建物が黒~グレーの色味であった場合、周囲の似た色味の住宅に紛れてしまい、目立たなくなる可能性があります。

デザインや色味にこだわっても、周囲と似た色・デザインでは後悔につながるかもしれません。

選んだ色味によっては新築なのに古く見える

黒・グレーは、選択する色味によっては新築であるにも関わらず古く見えることも。

新築したばかりの住まいはピカピカで新しい状態であって欲しいもの。
くすんだ色合いに見えてしまう場合、新築でも古く見えることに後悔を感じる可能性があります。

▶︎関連コラム:新築なのに外観がダサイ家を避ける7の方法│注文住宅の外観が気に入らない!を避けよう

黒の壁面から夏場は熱を感じる

黒色は太陽光の熱を吸収しやすい性質を持っています。
このことから、特に黒い外壁の家は熱を吸収しやすいですので注意が必要です。

逆に冬場は熱を蓄えられますので、メリットとして感じる場合もあるでしょう。

隣人から「圧迫感がある」と苦情を言われた

外壁の色味によっては隣人トラブルになることも

外壁の色味で隣人とのトラブルに発展するケースもありますので注意が必要です。
たとえば、黒い家を建てた結果、隣人から「外壁の色味が暗く圧迫感を感じる」と指摘されるケースもあります。

隣人から「熱気を感じる」と苦情を言われた

同様に、外壁に黒色を使用している場合など、「熱気を感じる」と指摘されるケースも。
隣人からの自宅の見え方を想像することは難しいですが、特に隣家との距離が近い場合は、見え方・感じ方をイメージする必要があります。

 

こうした、家づくりをする中での後悔・失敗は、家を建てる前に適切な対策を取ることで避けられます。

プロに相談することで回避できることもありますので、名古屋市周辺での家づくりを検討中の方は、R+house 国松工務店の勉強会・相談会にお気軽にお越しください。

新築の外壁を黒・グレーに。後悔を避けるには?

では、外壁の色味に黒やグレーを使用した上で、後悔を避けるにはどうすればよいのでしょうか。

以下の8つの方法を検討してみましょう。

  • ・真っ黒・白いグレーではなく薄めの黒を選択する
  • ・黒・グレーに加えて差し色を入れる
  • ・ツヤあり・ツヤなしマットを比較する
  • ・完成見学会で実際に色味を見てみる
  • ・屋根やサッシ、ドアや窓との組み合わせを検討する
  • ・気密性・断熱性の高いハウスメーカーに依頼する
  • ・隣家と一定の距離を保って計画する
  • ・外構を一緒に考えて圧迫感を軽減する

 

真っ黒・白に近いグレーではなく”薄めの黒”を選択する

汚れが目立ちにくいグレーの外壁を選んだ注文住宅

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

1つ目は、色味を検討して、真っ黒や白に近いグレーを避けることです。

色味が黒・白に近いほど、汚れやキズは目立ちやすくなります。
逆に中間色のグレーにすることで、白い汚れも黒いすり傷も目立たなくなるでしょう。

黒・グレーに加えて差し色を入れる

ヴィンテージ木目調を入れたおしゃれなグレーの外壁

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

2つ目は、黒やグレーに加えて差し色を入れることです。

全体を一色でまとめてもおしゃれですが、異なる色味を加えてもおしゃれです。
周辺の他の家に黒・グレーを使用する家があっても、アクセントカラーを入れることで個性を出すことができます。

▶︎関連コラム:白黒(モノトーン)の家、外観・内装実例紹介│メリット・デメリット、おしゃれのコツも解説

同色の中でもツヤあり・ツヤなしを比較する

3つ目はツヤのあり・なしを比較することです。

同じ黒やグレーでも、仕上がりがツヤツヤに見える塗装もあれば、マットでツヤの見られない質感のものもあります。
塗料や外壁の素材によって仕上がりの見え方が変わりますので、見学会などに参加した際はツヤの違いを確認してみましょう。

▶︎関連コラム:『外壁の素材6種類』写真付きで解説│人気の外壁材「サイディング」「ガルバリウム」の施工事例も紹介

完成見学会で実際に色味を見てみる

4つ目は、完成見学会に積極的に参加することです。

外壁の色味はハウスメーカーや工務店のホームページでも確認できますが、実際に目の前で見ると印象が変わる場合があります。
ツヤの有無などは実際に見ると好みが変わりますし、特に天然木など異素材を使用する場合は質感の違いも明確になります。

多くの事例を見て、色味・質感の違いを確認しましょう。

屋根や雨樋、ドアや窓との組み合わせを検討する

軒裏や雨樋の色とマッチする深みのある黒の外壁

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

5つ目は、屋根や雨樋、ドアや窓といった外壁以外の建材とセットで考えることです。

新築の外壁を検討する際、外壁の色にのみ焦点を当てて検討してしまいがちですが、屋根や雨樋、ドアや窓枠の色も外観に大きく影響します。
施工事例や見学会を見る際は、こうした附属設備も意識して確認することをおすすめします。

気密性・断熱性の高いハウスメーカーに依頼する

6つ目は、気密性・断熱性の高いハウスメーカーに依頼することです。

外壁に黒・グレーを選択する場合、白など明るい色味の外壁と比較して熱を持ちやすいことは確かです。
そこで、気密性・断熱性を高めて、外部の熱が室内に伝わらないよう配慮することで、温熱環境のデメリットを感じずに済みます。

▶︎関連コラム:【高気密高断熱住宅の夏の過ごし方】暑い・熱がこもる・湿度が下がらない理由と対策を解説

隣家と一定の距離を保って計画する

7つ目は、隣家と一定の距離を保って建築することです。

隣家とのトラブルでよくある、圧迫感や熱気といった問題は、どちらも建物同士の距離が近いことが主な要因です。
隣家と一定の距離を置くことができれば、圧迫感・熱気に関するトラブルを避けられます。

土地の条件の関係で隣家との距離が近い場合は、優しい色のグレーを使用するなど、色味の配慮も検討してみましょう。

外構を一緒に考えて圧迫感を軽減する

天然木を多用した外構でグレーの外観の圧迫感を軽減

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

8つ目は、建物と一緒に外構を考えることです。
距離を置くこととともに、木塀や植栽といった天然素材を外構に使用できれば、圧迫感や熱気が隣家に伝わることを軽減できるでしょう。

このような対策を取ることで、新築の外壁にまつわる失敗・後悔・トラブルを避けられます。

▶︎関連コラム:新築の外観の実例集│おしゃれな家にするコツを事例から解説【愛知で建築家と家を建てる】

外壁に黒・グレーを使うメリットとは?

ここまで、外壁に黒・グレーを使う家のデメリットについてお伝えしましたが、以下のとおり黒・グレーの外壁にはメリットもあります。

特に、家の外観を重厚感・高級感あるものにしたい方にとっては、黒・グレーの選択肢は有効といえるでしょう。

  • ・色味によっては汚れが目立たない
  • ・退色しづらく長く美しさを保てる
  • ・どんな色味にも合わせやすく溶け込みやすい
  • ・重厚感・高級感を感じる外観になる
  • ・シック・モダンな外観の家になる

 

▶︎関連コラム:【重厚感・高級感のある家】実現する11つのコツ│内装・外観の実例も紹介

まとめ│黒・グレーの住まいでスタイリッシュな家に

天然木と調和する黒の外壁の注文住宅

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

新築住宅の外壁の色を「黒」「グレー」にした場合の後悔や、後悔を感じないための対策について紹介しました。

黒・グレーの外壁はスタイリッシュでモダンな雰囲気になることから、近年人気の色味です。
一方で事前に特徴や失敗しやすいポイントを把握していなければ、対策を取れずに後悔を感じるかもしれません。

黒・グレーを基調とした住まいを建て慣れたハウスメーカー・工務店に相談して、好みの外観の住まいを後悔を避けて実現しましょう。

▶︎愛知県の黒・グレーを基調とした家の事例をもっと見てみる

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愛知で”黒・グレーのおしゃれな外観の住まい”を建てたい方はR+houseへご相談を

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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建築家と作る家づくり

 

100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の“R+house・国松工務店”が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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