家づくりコラム

家づくり キッチン インテリア 内装

2024.8.14

【フルフラットキッチンは後悔を抱えやすい?】メリットも含めた特徴を施工事例とともに解説

 

【フルフラットキッチンは後悔を抱えやすい?】メリットも含めた特徴を施工事例とともに解説

注文住宅を建てるとき、憧れの設備のひとつに挙げられるのはフルフラットキッチンです。

天板がフラットでスッキリした印象を与えるフルフラットキッチンは、「よかった!」と思う瞬間がある一方で、設置後に後悔を感じるケースもあるようです。

そこで本記事では、フルフラットキッチンを選択した場合の後悔やデメリット、逆に「よかった」と思える瞬間を紹介します。
フルフラットキッチンで室内をおしゃれに、実用的にするために、後悔を抱えやすいポイントを把握しておきましょう。

▶︎▶︎▶︎上の写真の事例詳細はこちらから

コラムのポイント

■ フルフラットキッチンは開放感が得られる点や大人数で調理できる点など、複数のメリットがあります。

■ 一方で、施工費用や水・油ハネ、シンクが見えてしまう点など、後悔を抱えるケースもあるようです。対策を講じて満足行くフラットキッチンを実現しましょう。

 

フラットなキッチンの導入に迷っている方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、紹介する施工事例のような”フラットなキッチン”を利用した経験が豊富にあります。

メリット・デメリットや対策まで深く熟知していますので、フラットなキッチンの導入に迷っている方はぜひお気軽に、建築家と建てるマイホーム“R+house 国松工務店”にご相談ください。

▶︎お問い合わせはこちらから

▶︎愛知県のおしゃれな住まいの実例を見てみる

 

フルフラットキッチンとは?

メリット・デメリットが複数ある特徴的なフラットキッチン

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

はじめにフルフラットキッチンとは、どのようなキッチンを指すのか確認しましょう。

フルフラットキッチンは、事例の写真のようにキッチンの天板が平らで、リビング・ダイニング側からの視線を遮るものがない、開放的なキッチンを指します。

フルフラットキッチンで抱えやすい後悔と対策

フルフラットキッチンを導入した結果、どういった後悔を感じやすいのか確認しましょう。

主に以下の5つの場面で「通常のキッチンの方がよかった」と思う可能性があります。
合わせて対策も解説しますのでぜひご覧ください。

▶︎関連コラム:アイランドキッチンで後悔・失敗を感じる6つの瞬間と対策を紹介│良かったと思う瞬間や注意点も解説

価格が高い ▶ 間取りや設備の工夫で予算を確保

1つ目の後悔は、建築費が想定よりも上がってしまうことです。

フルフラットキッチンは出荷数が少なく、製品の単価が高くなりがちです。
キッチン周囲を通路とする必要があることから床面積も増える傾向にあり、建築費が高くなる傾向にあります。

一体的・開放的でおしゃれなフルフラットキッチンのある家

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

建築費を抑えるためには、寝室や子ども室をコンパクトにする、LDKや和室が一体的になった間取りにして柱・壁を減らす、といった方法で建築費を抑える工夫を検討しましょう。

散らかりが気になる ▶ 十分な収納を確保する

2つ目の後悔は、天板やシンクの散らかりが気になることです。
キッチン前面に立ち上がりの壁がないフルフラットキッチンは、リビングやダイニングから天板やシンクが見えてしまいます。
食器や調味料を片付けていないと、散らかりが気になるかもしれません。

十分なカップボード収納を確保したフラットキッチン

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

キッチンの散らかりが気になる場合は、背面のカップボードなど十分な収納を設けることが重要です。

大小様々な収納を設置することで調味料や食器を片付ける場所を確保できますので、いつでもキッチンの天板・シンクを綺麗な状態に保てます。

つい物を置いてしまう ▶ LD側にも十分に収納を設ける

3つ目の後悔は、つい天板に物を置いてしまうことです。

広々としていて、立ったとき手で触れやすい高さにあるフルフラットキッチンの天板は、リビングやダイニングで使用する物も含めて物を置きやすい場所といえます。
キッチン天板を常に綺麗にしたい人と、つい天板に物を置く人との間で、意見の相違が生まれることも。

キッチンだけでなく、リビング側や共有する収納も大切

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

物が積み上がることを防ぐには、キッチン背面のカップボードに加えて、リビング・ダイニング側にも十分な収納を準備することをおすすめします。
十分な収納力のあるクローズな収納から、日用品を出し入れしやすいオープンな収納まで多様な収納を準備しましょう。

水・油ハネが気になる ▶ ハネを防ぐ工夫を施す

4つ目の後悔は、水や油ハネが気になることです。

立ち上がり壁のないフルフラットなキッチンは、シンクの水ハネやコンロの油ハネが床などに散ることが気になる場合があります。

横方向に立ち上がり壁を設置することで快適吸引

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

キッチン周辺の床や壁を綺麗に保つために、こまめに掃除することのほか以下のような対策も検討してみましょう。

  • ・吸引力の高い換気扇を利用する
  • ・揚げ物はコンロを使わないフライヤーを利用する
  • ・ガラス製の油ハネガードを設置する
  • ・コンロ前や横に壁を設ける

コンセントが設置できない ▶ カップボード側に配置

5つ目の後悔は、キッチン天板部分へコンセントを設置できないことです。

立ち上がりの壁がある場合、壁にコンセントを設置することが可能ですが、フルフラットのキッチンの場合はコンセントを埋め込む場所がありません。

フラットキッチンのコンセント問題をカップボードで解決

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

キッチン家電を複数利用する場合は、キッチン前面やカップボードに十分にコンセントを設けるとともに、キッチン家電を置くためのスペースも確保しましょう。

フラットなキッチンの導入に迷っている方へ

このようにフラットなキッチンには不安な点がある一方で、個別に対処することもできます。

大切なことは、フラットなキッチンを施工した経験が豊富で、不安を解消してくれる対策の提案を受けられる工務店・ハウスメーカーに依頼することです。

名古屋市周辺エリアで注文住宅を検討中の方は、フルフラットキッチンの施工事例が多い“R+house 国松工務店”まで、お気軽にご相談ください。

▶︎お問い合わせはこちらから

▶︎愛知県のおしゃれな住まいの実例を見てみる

▶︎愛知県でキッチンを体感できる住まいの見学会に参加する

「フルフラットキッチンでよかった!」思うとき

このように、対策を取ることでフルフラットキッチンで感じやすい後悔は対策可能です。

一方で、フルフラットキッチンには、どのようなメリットがあるのかも確認しましょう。

開放感のあるキッチンで気持ちよく調理できる

「フルフラットキッチンでよかった!」思うとき_開放感のあるキッチンで気持ちよく調理できる

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

フルフラットキッチンは、開放感が高い点が最大のメリットです。

広々した天板に調理器具を広げてストレスなく料理できます。
吹き抜けや勾配天井のあるリビングやダイニングと接続している場合は、さらに開放的に感じられ毎日の調理が楽しくなるでしょう。

孤立感を抱えずに家族とコミュニケーションを取れる

リビングやダイニングとつながっていることから、家族とのコミュニケーションを積極的に取れる点もメリットです。

立ち上がりの壁があるキッチンの場合、リビングやダイニングでくつろぐ家族と会話しづらいケースもあり、孤立感を感じる方も少なくないものです。
一方でフルフラットのキッチンであれば、孤立感を感じることなく家族の一体感を感じられるでしょう。

子どもや友人と一緒にキッチンに立ちやすい

子どもが料理に興味を持っている場合や友人との調理を楽しみたい場合、複数人でキッチンに立ちやすい点もメリットです。
フルフラットキッチンは、キッチンを囲むように作業できますので、子どもや友人と一緒に調理しても狭さを感じづらく、快適に調理できます。

特にダイニングテーブルと隣接したフルフラットキッチンは調理スペースが広くなり、ホームパーティーや調理教室などの利用もできるでしょう。

▶︎関連コラム:【キッチン・ダイニングが横並び・一体型の間取り】失敗を防ぐコツを実例解説│メリットも紹介します

フルフラットならではの、おしゃれなキッチンになる

フルフラットキッチンだからこそできる、おしゃれで実用的なキッチン

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

天板がフラットなキッチンは、キッチン自体がおしゃれなインテリアとなります
存在するLDKも高級感を感じられるようになりますので、内装の雰囲気を重視したい方におすすめです。

ただし、キッチンが高級感を感じられる分、ダイニングテーブルやリビングテーブル、その他のインテリアも同等の雰囲気を持つものが求められますので、家具選びを入念にすることをおすすめします。

▶︎関連コラム:新築のおしゃれなキッチン実例5選│どうしてこんなにおしゃれなの?コツも解説!【名古屋市で建築家と家を建てる】

天板がフラットで掃除が楽

フルフラットキッチンは実用面でも優れていて、掃除が楽な点が嬉しいポイントです。
天板がフラットであることから拭き掃除がしやすく、調理のたびに天板を拭いて、いつでも綺麗な状態に保つことができるでしょう。

隙間や目地が少なく、水や油の汚れが入り込みにくい点にも注目です。

まとめ│おしゃれ・実用的なフラットキッチンにしよう

実用性とおしゃれさを兼ね備えたフルフラットキッチン

▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから

おしゃれな家で利用されることの多い、フルフラットキッチンについて解説しました。
天板が平坦で開放的・高級感を感じられるフルフラットキッチンは、内装デザインを気にする方におすすめの仕様と言えます。

一方で紹介したとおり後悔を感じるケースもあるようですので、失敗・後悔につながることのないように対策を立てましょう。

愛知でおしゃれ・実用的なキッチンのある住まいを建てたい方はR+houseへご相談を

 

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

▶︎お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

建築家と作る家づくり

 

100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の“R+house・国松工務店”が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
家づくりのご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

詳しいプロフィールはこちら
InstagramYouTube