家づくりコラム

家づくり 省エネ 高気密高断熱住宅 耐震

2024.7.31

【高性能住宅とは?】基準やメリットデメリット、工務店・ハウスメーカーの選び方まで紹介

【高性能住宅とは?】基準やメリットデメリット、工務店・ハウスメーカーの選び方まで紹介

「一戸建てを建てるなら、高性能な住宅に住みたい」
こうした希望を持つ方は少なくありません。

本記事では、そもそも高性能住宅とはどのような住まいを指すのか、基準やメリット・デメリット、工務店やハウスメーカーの選び方まで広く解説します。

高性能な住まいで快適に暮らしたいと考えている方は、高性能の中身を把握した上で工務店・ハウスメーカーを選びましょう。

 

コラムのポイント

■ 「高性能住宅」とは、どのような住宅を指すのか確認できます。

■ 高性能住宅に住むメリット・デメリットや、工務店・ハウスメーカーの選び方も解説します。

 

高性能な住まいを検討中の方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、高気密・高断熱、耐震等級3を標準仕様にした家づくりをしています。

愛知県で高性能、快適な住まいを検討中の方は、建築家と建てるマイホーム“R+house”にご相談ください。

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高性能住宅とは?基準は?どんな住宅なの?

はじめに、高性能住宅とはどのような住宅なのか、言葉の意味を確認しましょう。
実は高性能住宅は明確な定義のある言葉ではなく、工務店やハウスメーカーによって言葉の意味が変わります。

ただし、一般的には以下のような住宅の性能が高い住まいを指します。

  • ・断熱性
  • ・気密性
  • ・耐震性
  • ・耐火性
  • ・耐久性

 

たとえば断熱性であれば、国の省エネ基準であるUa値0.87やZEH基準0.60といった値が参考にはなりますが、どの値を超えると高性能と言うのかは難しいといえます。

検討中のハウスメーカーや工務店ごとに設定している値がある場合、どうしてその値なのか聞くことで、性能に対する考え方を把握できるでしょう。

高性能住宅に住む7つのメリット

高性能住宅に住むことで、どのようなメリットがあるのか確認してみましょう。

夏も冬も快適で温度差が少ない住まいになる

植栽で日差しを遮り快適な温熱環境を実現

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断熱性や気密性が高いことから、暑い夏も寒い冬も少しの空調で適温になり、快適で温度差が少ない住まいになります

脱衣所やお風呂、トイレといった、リビングや寝室との温度差が大きくなりやすい間取りも適温に保てますので、体調不良を引き起こすヒートショックを避けられる点もメリットです。

▶︎関連コラム:【高気密高断熱住宅の夏の過ごし方】暑い・熱がこもる・湿度が下がらない理由と対策を解説

空調機器の効率が高く光熱費が安くなる

断熱性、気密性が高く、空調機器の稼働率を下げられますので、光熱費を抑えられる効果も期待できます。
購入時も容量の小さなエアコンで済むことがありますので、機器の購入費用も抑えられます。

▶︎関連コラム:ランニングコスト・光熱費のかからない一軒家・持ち家を建てる8つの方法

給排気効率がよく換気性能が高い

上下方向に通風が行き渡りスムーズに換気できる住まい

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気密性が高いことは、換気性能を高めることにもつながります

気密性能が低い住まいの場合は、隙間から換気扇へ換気計画外の空気の流れが生まれますが、気密性能が高いことで換気計画通りに部屋の空気の流れが生まれて、汚染された空気を効率的に排出し新鮮な空気を効率的に取り込めます。

補助金や税金の軽減を受けられる

一定以上の断熱性を認められた住まいでは、補助金や税金の軽減を受けられる点もメリットです。

  • ・ZEH基準の断熱性(Ua値)があることで新築に対して一定の補助金
  • ・省エネ基準に適合することで住宅ローン減税を利用可能に
  • ・耐震等級3を取得することで地震保険料の50%割引を利用可能に

 

こうした各種補助金や税金などの優遇措置を受けられます。

隙間が少ないことから静粛性が高くなる

気密性が高いことから、隙間が少なく静粛性が高くなる点も嬉しいポイントです。

前面道路を通過する車の音や、通行人の会話なども気にならなくなるでしょう。
また、ピアノなど自宅で楽器を楽しむ場合も、近隣に対する騒音トラブルを避けられます。

災害に強くなり安心の住まいになる

真四角に近い形で高い耐震性を誇る注文住宅

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耐震性や耐火性が高まることは、災害に強い家になり、日々の暮らしの安心にもつながるでしょう。

耐震等級3を取得した家なら震度7クラスの地震を受けても倒壊する危険性は低くなり、耐火性の高い住まいにすれば地震火災などによる延焼被害を防げます。

▶︎関連コラム:【地震に強い家】形・構造など10の特徴を解説│よくある疑問へも回答

長く高い性能を保ち続けられる

構造や仕様にこだわることで、耐久性が高まり長く高い性能を保てる点もメリットです。

一戸建てを建てる場合、10年、20年と長いスパンで住み続けることとなります。
長期耐久性のある屋根材や外壁にすることで、軽度のメンテナンスで住まいを高い性能のまま保てるでしょう。

高性能住宅に住む2つのデメリット

高性能住宅に住む2つのデメリット

一方で、高性能住宅を建てる場合、デメリットもありますので注意が必要です。

建築費用が高くなる

1つ目のデメリットは、建築費用が高くなることです。

高性能な断熱材は単価が高く、気密性を高めるための工夫や耐震等級、耐火性の高い外壁など、高性能住宅の仕様にする場合、あらゆる点で建築費用は高くなる傾向にあります。
光熱費やメンテナンス費用の節約を期待できますので、長い目で見ると建築費用が高くなった分を取り戻せますが、建築当初は負担が大きく感じられるでしょう。

建てられるハウスメーカーが限られる

2つ目のデメリットは、高性能住宅を建てられるハウスメーカーが限られることです。

高性能住宅を建てるためには、特殊な建材や工法を使用することがあります。
使えるハウスメーカーが限られますので、好みの工務店・ハウスメーカーで高性能住宅を建てられるか、事前に相談することをおすすめします。

高性能な家を建てる 工務店・ハウスメーカーの選び方

記事の終わりに、高性能住宅を建てる工務店やハウスメーカーの選び方を紹介します。

目標となるUaやC値を記載している

高気密・高断熱を誇るR+house 国松工務店の家

▶︎c値(気密性)0.5・UA値(断熱性)等級6相当 “R+house 国松工務店”の家づくり

高い断熱性や気密性によって優れた温熱環境の家を建てたい場合は、目標となるUa値(断熱性の示す値)やC値(気密試験で得られる、気密性を表す値)を公表しているハウスメーカーを選びましょう。
数値や基準で明確に示していることから、一定の性能を持つ家を建てることが期待できます。

気密試験が未達の場合に再施工する

気密性能の高い住まいを目指す場合は、一定の気密値に満たない場合に再施工することを決まりにしている会社に依頼することをおすすめします。
こうした工務店やハウスメーカーは、再施工することをアピールポイントとして公表しています。

“R+house・国松工務店”のワンポイント:超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

耐震等級3が標準仕様になっている

耐震性が気になる方は、耐震等級3が標準仕様となっている会社に依頼しましょう。

全棟耐震等級3を標準としていることで、耐震性を高めるためのノウハウが蓄積されていきます。
また、耐震等級3の取得には審査・認定が必要ですが、耐震等級3を標準化することで、1棟当たりの審査・申請にかかる手間を減らして耐震等級3取得の費用を抑えられます。

耐震等級3が標準仕様 “R+house 国松工務店”の家づくり

▶︎耐震等級3が標準仕様 “R+house 国松工務店”の家づくり

まとめ│高性能な家で長く快適に暮らそう

高性能住宅とはどういった特徴の住まいを指すのか、さらに工務店やハウスメーカーの選び方についても解説しました。

断熱性や気密性、耐震性など、各種性能が高い家は、建築時の費用は高くなるものの、住み始めてからの光熱費やメンテナンス費用を抑えられますし、各種補助金や税金の減免を利用できるなど、経済的なメリットが豊富にあります

また、快適な温熱環境や地震に対する安心感など、数値に表せない利点もありますので、新築の住まいで快適な暮らしを送りたい方は、高性能住宅を選ぶことをおすすめします。

愛知で“高性能で快適な住まい”を建てたい方はR+houseへご相談を

 

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

▶︎お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

建築家と作る家づくり

 

100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の“R+house・国松工務店”が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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