国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
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キッチン
2022.2.22
新築の計画を始めると”考えるとワクワクすること”がいくつかあります。
そのうちのひとつは「キッチン」です。
賃貸住宅のキッチンと異なり、天板の素材、背面のカップボード、レンジフードのデザインなど、細かな点にこだわったキッチンを実現できるからです。
一方で、考えるポイントが多すぎて、どんなキッチンにするのか迷ってしまう人もいるでしょう。
本記事では「おしゃれなキッチンの実例」を紹介しながら、どうしておしゃれに見えるのかコツを解説します。
たくさんの事例を見て理想のキッチンを実現しましょう。
目次
最初に紹介するのは「深みのある色合いが印象的なキッチン」です。
シックな色合いの床材と相性がよく、お互いに存在感を引き立てあっています。
横に設置される予定のダイニングテーブル上部の照明もおしゃれで、ダイニングキッチン全体がショールームのようです。
リビング側にはキッチンの横幅と同じ寸法の「背面収納」を装備しています。
今回の事例のようにキッチンの天板をフラットにしている場合、しっかり収納を備え付けなければキッチンやダイニングまわりの用品が天板に出てしまい雑多な印象を与えてしまいます。
奥側には同じ色合いで電子レンジやオーブントースターを置くための棚も確保、木目調の天袋収納も備え付けています。
検討できる場所には積極的に収納を設けて、キッチン用品を隠せるようにしましょう。
キッチンを検討する場合は「水栓にもこだわる」とおしゃれなキッチンになります。
近年では標準仕様の水栓でも十分におしゃれさを感じますが、本事例のようにグースネックタイプを用いるとスタイリッシュさが際立ちます。
水栓の下部に大きな空間も生まれ機能性も優れているので、おしゃれさや機能性を追求した水栓を積極的に選びましょう。
次の事例はキッチンとダイニングが一体化しリビングとの距離も近い、「家族の息づかいを感じやすいキッチン」です。
本事例でもグースネックタイプの水栓が使用されています。
キッチンの背面には大型のパントリーが作られており、生活感を感じやすいキッチン家電を隠して生活できます。
結果、ステンレスでスタイリッシュなキッチンの上には物を置かず、すっきりとした印象が得られています。
本事例の特徴は「ダイニングテーブルがキッチンと一体化」していることです。
キッチンの天板とダイニングテーブルの織りなす直線が空間に適度な緊張感を与えています。
実用的な面でも、キッチンとダイニングが隣接しているので動線を短くでき、配膳や片付けの手間を最小限に留められます。
ダイニングテーブルを一体化することで、もうひとつの効果が得られます。
床、壁、ダイニングテーブルと、視覚に入る面積の大部分が「ウォールナットの深みのある色に統一」されることで、LDK空間全体が統一されたテイストを実現しています。
天井の化粧梁やテレビ背面のデザイニッシュな壁面、ソファ、ダイニングチェア、時計に至るまで同系色に整えることでおしゃれさはさらに増します。
続いては「実用性とおしゃれさを高い次元で両立させたキッチン」です。
キッチンの基本的な目的はおしゃれさを追求することではなく、料理を作ることです。
デザインを追求するあまりに料理や配膳などに支障があってはいけません。
本事例のように、おしゃれさを追求しながら実用性も満たす間取りが望ましいといえるでしょう。
デザインの面では「フラットな白色の天板」で清潔感を出しています。
フラットな天板はおしゃれさを出すために使われることが多いですが、実用的な面でも優れた仕様です。
お鍋やフライパン、細かなキッチン用品や香辛料など、調理中は多くの物を使います。
一時的に鍋を冷ます場所や、使用中のお玉を置いておく場所など、調理に使えるスペースは広いほど嬉しいものです。
広い空間を得られるフラットな天板はおしゃれさの面でも、実用性の面でも有効なのです。
本事例では、背面に「引き戸で締め切れる大型の収納」を設けています。
パントリーとして食品やお皿などを収納することはもちろん、電子レンジなどの中型の家電、さらには大きな冷蔵庫に至るまで全て収納しています。
キッチン家電は毎年新製品が発売され、デザインに配慮した製品の数も多くなっています。
それでも生活感を完全に消すことはできず、インテリア的な側面からいうと、リビングやダイニングから見えることは望ましくありません。
引き戸を配置して家電も含めて全て収納できれば、生活感を完全に隠せます。
家電まで徹底的に生活感を排除する場合は検討してみましょう。
異なる素材を上手に使うこともおしゃれなキッチンを実現する方法のひとつです。
「美しいシルバーの光沢を誇るキッチン」は、キッチンのステンレス素材と床の温かな木目がマッチしていて、異なる素材がうまく溶け込んでいます。
素材や色の統一もおしゃれな空間の要素になりますが、異素材を上手に使うことでも優れたデザインを演出できる事例です。
キッチン本体にフォーカスすると、キッチンの天板、前板から天袋に至るまで「全てステンレス素材で統一」されており、高級感・清潔感を演出しています。
ステンレスは熱さや汚れに対して強いので、日々の使い勝手にも優れていて実用性も十分です。
使用後に前板や天板を水拭きするだけで光沢を保てるのは嬉しいですね。
本事例でもうひとつ特筆するべきは「高さの統一」です。
レンジフード下端と天袋の下端のライン、窓の上下端、天板の高さなど、各所で高さの統一が図られており、直線美を演出しています。
おしゃれなキッチンを目指すためには、キッチン・ダイニング・収納などのタテ・ヨコのラインを揃えることを意識すると綺麗に見えるでしょう。
こちらのキッチンも「収納を十分に確保して生活感の排除」を目指しています。
背面引き戸内部のカップボード、家電置き場、キッチン裏側の収納、さらに奥側にはデスクも配置、あらゆる物を収納できます。
「キッチンカウンターを立ち上げて」いることにも注目しましょう。
収納を多く確保していても、洗い物や調味料の一部など、常にキッチン天板に出たままの用品もあります。調理中には乱雑に見える場面もあるでしょう。
キッチンカウンターの立ち上がりがあれば、リビングやダイニングからの視線を隠せるので、見せたくない部分を隠せます。
「キッチンの奥側にデスクを配置」することで、使い勝手をさらに向上させています。
調理や家事の合間に、家計簿や学校のプリントなど書き物をすることがありますが、キッチンのそばにデスクがあればスキマ時間でも作業に移れます。
生活スタイルに合わせて異なる機能を柔軟にキッチンに取り入れることで、利便性の向上を図りましょう。
新築で実現したおしゃれなキッチンを5つ紹介しつつ、おしゃれさの源泉はどこなのか解説しました。
あなたにとって理想的なキッチンはあなたにしか想像できません。
たくさんの実例を見て想像を膨らませ、おしゃれなキッチンを実現してくださいね。
R+house 名古屋西・緑・東海店 / 株式会社国松工務店では、「建築家とつくる家づくり」を掲げて、おしゃれで高性能な家を手ごろな値段で提供しています。
愛知県で新築を検討している人は、ぜひ一度家づくりの相談に来てみてください。