家づくりコラム

家づくり 省エネ 高気密高断熱住宅

2023.11.30

『寒くない家』を建てるには?ハウスメーカーの選び方や失敗事例、実現した場合のメリットを解説

『寒くない家』を建てるには?ハウスメーカーの選び方や失敗事例、実現した場合のメリットを解説

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注文住宅を建てるなら、外が寒い中でも「寒くない家」を建てたいと思うのではないでしょうか。

本記事では、寒さを感じづらい家を建てるための方法を解説します。

 

メリットや失敗事例、ハウスメーカーの選び方など、寒くない家について多方面から紹介していますので、暑さ・寒さでデメリットを感じたくない方は、ぜひ参考にしてください。

▶︎関連コラム:【気密性の高い家】7つのメリット・5つのデメリット

 

コラムのポイント

■寒くない家を建てるためには、断熱と気密を適切に行うことが大切です。

■その上で、部屋の使い方に合った冷暖房(エアコンや全館空調など)を導入することで、快適な温熱環境の住まいが完成します。

■気密・断熱に配慮でき、適切なコミュニケーションを取れるハウスメーカー選びが大切です。

 

寒さを感じない、暖かい住まいを検討中の方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、高気密・高断熱の住まいづくりを行っています。

愛知県で暖かい家を建てたいと考えている方は、建築家と建てるマイホーム“R+house”にご相談ください。

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寒くない家を建てるには?5つの方法を解説

寒さを感じづらい家を建てるためには、どうすればよいのでしょうか。

具体的に5つの方法を紹介しますので、取り入れられる方法を採用してみましょう。

断熱材や窓の「断熱性能」を確認する

寒くない家を建てるには?:断熱材や窓にどんな製品を使用しているか確認

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必ず確認したいことは、検討中のハウスメーカーでどんな性能の断熱材・窓が使用されているのかということです。

断熱材や窓は製品によって性能が大幅に異なります。

使う予定の断熱材・窓で、求めている温熱環境・暮らし方を実現できるのか、検討中のハウスメーカーに聞いてみましょう。

丁寧な施工をしてくれる職人を探す

続いて意識したい事柄は、丁寧な施工を行う業者・職人を探すことです。

いくら高性能な製品を利用していても、適切な施工が行わなれけば、すき間風や窓枠の歪みといった、寒さを引き起こす問題が生じる可能性があります。

複数のハウスメーカーのモデルハウスや見学会に参加して、各社の施工精度や断熱性への配慮の度合いを確認しましょう。

十分な容量の暖房を利用する

十分な容量の暖房器具を準備することも大切です。

ZEHや高気密・高断熱住宅など、断熱性能の高い家と聞くと低い容量のエアコンなど、小さな暖房器具でも部屋を温められそうに感じてしまいます。

しかし、LDKがつながっていたり、吹き抜けがあったりと冷暖房を行う空間が大きい場合は、空間に応じた暖房器具が必要になります。

手足に触れる内装材は温かみがあるものを

『寒くない家』を建てるには?:手足に触れる内装材は温かみがあるものを

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直接触れる箇所の内装材は温かみが感じられる材料を選択しましょう。

注文住宅で使用する建材には様々な種類があります。
たとえば、熱伝導率の高いタイルや石材も内装材に使用されます。

寒くない家を実現したい場合は、無垢床など熱伝導率が低く温かみが感じられるものを選択すると、触れたときの冷たさを軽減できます。

全館空調で室温を一定に保つ

導入する際に費用はかかりますが、全館空調を選択することもおすすめです。

全館空調は小屋裏などに空調機器を設置し、ダクトを通じて各部屋に温かい空気を届けるシステムです。

一般的に温かい空気は上昇する性質を持ちますが、全館空調であれば足元から温かい空気を供給できます。

 

こうした対策を取ることで、寒さを感じづらい「寒くない家」を実現できる可能性が高まります。

断熱性や気密性の高い住まいを実現するためには、家づくりについて学ぶこともおすすめです。

家づくりのプロから学べる勉強会も随時受け付けておりますので、千葉県周辺で家づくりのについて知りたい方は、お気軽にご相談ください。

寒い家になってしまった…。温熱環境の失敗事例

図らずも寒い家を作ってしまうケースもあります。

温熱環境の面で失敗を感じるのは、どんな場面なのでしょうか。

失敗(1)窓から冷たい風が下りてくる

寒い家になってしまった…。温熱環境の失敗事例:窓から冷たい風が下りてくる

1つ目は窓の断熱性能が低く、冷たい風が吹いてくる場合です。

窓の断熱性能が低い場合、冷やされた窓からの冷気が「コールドドラフト」と呼ばれる現象(冷たい空気が下りてくる作用)によって室内に流れ込むことがあります。

遮熱効果のあるカーテンを設置するなどして軽減はできますが、根本的に断熱性能の高い窓を導入することをおすすめします。

失敗(2)窓やドアの隅やすき間から冷たい風が入る

2つ目は、窓枠など細かなすき間から冷たい風が感じられる瞬間です。

断熱材を施工する際にすき間が生じると冷気の侵入口となる場合があります。

外の冷気が室内に直接侵入することになりますので、冷たさを強く感じてしまうでしょう。

 

ウレタン吹き付け系の断熱材など、気密性能を高められる断熱材を採用することや気密性能に配慮した施工をするハウスメーカーに依頼することが対策になります。

▶︎“R+house・国松工務店”の断熱・気密性能への考え方はコチラ

失敗(3)給気口から冷たい風が侵入する

3つ目は給気口から冷気を感じる場合です。

現代の住宅は常に換気扇が回っていて(24時間換気システム)、給気口から新鮮な空気を供給しています。

給気口の位置がソファの近くやコンロの近くなど、人がいる時間が長い場所に設置されているとすき間風のように感じられる場合があります。

給気が人に直接当たらないように配慮が必要です。

寒くない家を建てることで感じられるメリットとは?

このように様々な対策を取ることで、寒くない家を実現できますが、寒くない家を費用をかけて建てるメリットは何なのでしょうか。

室内が暖かく寒さによるストレスを感じない

『寒くない家』を建てるには?:室内が暖かく寒さによるストレスを感じない

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最大のメリットは、部屋の中が暖かく感じることで、寒さに対するストレスがなくなることです。

寒さは強いストレスを引き起こします。
新築の住まいへ引っ越したあとの暮らしへの満足度に大きな影響を与えることから、断熱性・気密性が高い住まいの実現をおすすめします。

窓付近の結露がなくなり健康的な空気に

気密性・断熱性の高い家では、窓や壁付近の結露がなくなることもメリットに挙げられます。

結露水は放置すればカビ・ダニの温床となるため、結露のない生活は健康的な生活に結びつきます。

見えない場所でいつの間にか結露する「壁体内結露」も防げることから、ダニ・カビの発生しない安心感のある暮らしを送れるでしょう。

冷暖房の効きがよく光熱費が安くなる

冷暖房の効きがよくなることは、光熱費の削減にも効果を発揮します

エアコンなどの設定温度を下げられることからエネルギーの消費量も少なくなり、電気代や灯油代を削減できるでしょう。

 

高い性能の断熱材や窓は設置費用が高くなりますが、光熱費を軽減できることで設置費用を回収できる可能性があります。

ZEH仕様などに適合することで、国や自治体から補助金を受け取れる可能性も期待できるでしょう。

「寒くない家」を建てるには?ハウスメーカーの選び方を紹介

「寒くない家」を建てるには?ハウスメーカーの選び方を紹介

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記事の終わりに「寒くない家」を実現する際に大切になる、ハウスメーカーの選び方を紹介します。

C値・Ua値について目標値の記載がある

1つ目は、C値・Ua値の目標値を記載していることです。

C値は家の隙間の量を示していて、少ないほどすき間からの熱損失が小さくなります。

Ua値は断熱性能を示していて、高いことで外からの冷気の侵入を軽減してくれます。

 

数値を計算する義務はありませんが、こうした性能を数値化することで客観的に住宅の性能を確認できることから、目標値を設定しているハウスメーカーは気密・断熱性への意識が高い会社といえるでしょう。

気密性能を数値で表す場合に用いられる「C値」

▶︎“R+house・国松工務店”の断熱・気密性能への考え方はコチラ

実際に見学会・モデルハウスに赴いて体感する

2つ目は、実際に見学会やモデルハウスに行き、その家を体感することです。

気密性・断熱性は数値で表せますが、素材の暖かさや部屋同士の温度変化といった部分は直接体感しなければ分からないことがあります。

気になるハウスメーカーがある場合は、何度か見学会やモデルハウスに通うことで、その家に住んだときの暖かさを体験できます。

まとめ│寒くない家の実現はハウスメーカーから

まとめ│寒くない家の実現はハウスメーカーから

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「寒くない家」を実現するための方法や、実現したときのメリット、そして寒くない家を実現するために大切なハウスメーカーの選び方を紹介しました。

 

外と比べて室内が温かい住まいは非常に快適で、ヒートショックなど健康被害を起こす可能性も低減できます

家族の安全な生活を守るためにも、外の冷気が中に伝わりづらい「寒くない家」を実現しましょう。

 

名古屋市を中心に愛知県・岐阜県・三重県で高気密・高断熱で暖かな住まいを建てたいと考えている方は、お気軽に「“R+house・国松工務店”」までご連絡ください。

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愛知で“快適でおしゃれな”住宅を建てたい方はR+houseへご相談を

 

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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建築家と作る家づくり

 

100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の“R+house・国松工務店”が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
家づくりのご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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