外壁にガルバリウム鋼板 後悔する『7つの理由』│後悔を防ぐ4つの対策も紹介

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「外壁にガルバリウム鋼板を選択して後悔した…」

このような感想を聞くことがあります。

 

注文住宅を建てるとき、外壁に使用する素材には、サイディングやタイル、吹き付けなど様々な選択肢があります。

ガルバリウム鋼板はその中でも代表的なもののひとつです。

では、使用されることの多いガルバリウム鋼板の外壁を選択して後悔を感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。

 

本記事では、外壁にガルバリウム鋼板を利用する場合に後悔を感じやすい理由と対策を紹介します。

 

本来ガルバリウム鋼板は優れた特徴を持つ外壁材です。

特徴を正しく把握して、後悔を感じることなくスタイリッシュな外観の住まいを実現しましょう。

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外壁にガルバリウム鋼板を採用して後悔する7つの理由

ガルバリウム鋼板を外壁材として選択する際に後悔を抱えるのはどうしてなのか。

はじめにその理由を紹介します。

理由(1)キズ・ヘコミが目立ちやすく気になる

1つ目の理由は、キズやヘコミが発生しやすく目立ちやすいことです。

 

住宅に利用されることの多いサイディングや吹き付けといった外壁材は、子どもが自転車をぶつけてもキズやヘコミが目立ちにくい特徴を持ちます。

一方で、薄い鋼板でできているガルバリウム鋼板は比較的キズやヘコミがつきやすく、目立ちやすい特徴を持っています。

 

特に建てたばかりの頃にヘコミを見つけると、鋼板を選択したことを後悔する可能性があります。

理由(2)深いキズからサビが発生することがある

2つ目の理由は、深いキズが入るとキズからサビが生じる可能性があることです。

 

ガルバリウム鋼板は薄い鋼板の上に汚れやサビを防ぐ塗装を施した材料です。

この塗装膜を超える深さのキズが入ると、キズに水が入り込みサビが発生する可能性があります。

 

サビは広がる場合もあることから早期に対処しなければいけません。

キズを放置してサビが広がった場合も、サイディングなど錆びない材料を選択した方がよかったと思うかもしれません。

理由(3)仕様によっては断熱性能が低い

3つ目の理由は、仕様によっては断熱性が低くなり暑さ寒さを感じる場合があることです。

ガルバリウム鋼板は鉄板であり、断熱材を施工しなければ太陽光の熱がそのまま室内に伝わることになります。

このためガルバリウム鋼板を外壁に利用する際は他の断熱材と組み合わせて施工しますが、組み合わせる断熱材の種類や施工方法によっては断熱性能の低さを感じるでしょう。

理由(4)仕様によっては遮音性能が低い

4つ目の理由は、仕様によっては遮音性能の低さを感じる場合があることです。

断熱性能の低さと同様に、ガルバリウム鋼板単体では外から室内に向かう音を減衰する能力が低く、また室内から外に向かう音を低減する能力も低くなります。

ガルバリウム鋼板とともに用いる断熱材の性能や施工方法によっては、遮音性能の低さを感じる可能性があります。

理由(5)デザインによっては「ダサい」と感じる

5つ目の理由は、外観デザインによっては「ダサい」と感じられることです。

鋼板を利用した外壁は、ハウスメーカーの設計する外観によっては「倉庫っぽさ」を感じる場合があります。

外観デザインが好みでない場合は、毎日外出するとき帰宅するとき外観を見て、「どうしてガルバリウム鋼板を選択したんだろう」と後悔につながる可能性があります。

▶︎関連コラム：新築なのに外観がダサイ家を避ける7の方法│注文住宅の外観が気に入らない！を避けよう

理由(6)一般的なサイディング外壁より価格が高い

6つ目の理由は、一般的に使用されるサイディング外壁より価格が高くなることです。

 

注文住宅を建てる際、土地や建物本体に多くの費用がかかることから、少しでも費用を抑えたいと考えるものです。

そこで外壁の選択で建築費用が上がってしまうと、後悔につながる恐れがあります。

 

ただし、ガルバリウム鋼板を主に使用しているハウスメーカーでは、サイディングとの価格差が逆転することもあります。

依頼を検討しているハウスメーカーで、具体的に見積もりを取ることをおすすめします。

理由(7)業者によっては施工を断られる

7つ目の理由は、業者によっては施工自体を断られるケースがあることです。

ハウスメーカーには、それぞれ得意とする工法があり、指定された工法以外を選択すると施工費用が割高になったり、場合によっては断られるケースもあります。

 

ガルバリウム鋼板の外観を好んでいたのに依頼する予定のハウスメーカーでガルバリウム鋼板の外壁を採用していない場合は、好みの外観を実現できずに後悔につながるかもしれません。

 

 

ガルバリウム鋼板の後悔を防ぐ4つの対策とは？

後悔を感じることのあるガルバリウム鋼板の外壁。

どうすれば後悔を避けられるのでしょうか。

ガルバリウム鋼板の性質を正しく理解する

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最も大切なことは、ガルバリウム鋼板を外壁に使用する場合の性質を正しく理解することです。

 

ガルバリウム鋼板は経済性・施工性に優れていて、数ある外壁の中でも施工費用を節約しやすい外壁材です。

また、10年、20年を経過しても問題なく使い続けられる耐候性も魅力です。

 

一方で、はじめに紹介した各種デメリットを感じる瞬間もあるでしょう。

メリット・デメリットを適切に把握した上で採用を決定しましょう。

定期的なメンテナンスを実施する

ガルバリウム鋼板を選択する場合、定期的なメンテナンスを行うことも重要です。

どんな外壁でもメンテナンスを行う必要はありますが、サビが生じることがあるガルバリウム鋼板は特にメンテナンスが重要視されます。

 

キズがついていない場合でも、鳥のフンなど塗装にダメージを与える原因物質が付着している場合もありますので、専門業者による外壁の清掃と再塗装を行うことが好ましいといえるでしょう。

契約前に施工事例を確認する

契約を行う前に施工事例を確認することも大切です。

施工の依頼を予定しているハウスメーカーでガルバリウム鋼板の取り扱いがない、という事態を避けるために施工事例を確認しましょう。

 

また、契約前に担当者と好みの外観や内装について雑談することもあるでしょう。

こうした機会に、「こういった外観を実現したい」と希望を明確に伝えることも大切です。

ガルバリウム鋼板の施工に慣れた業者に依頼する

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ガルバリウム鋼板を用いて後悔することを防ぐためには、ガルバリウム鋼板を使い慣れた業者に依頼することが最も効果的です。

 

ここまで解説したとおり、ガルバリウム鋼板を外壁に利用する場合は、デザインや機能性の面で気をつける点が多くあります。

使い慣れた業者であれば、優れたデザインにする方法や雨漏りなどを防ぐノウハウなどが蓄積されていますので、施工事例や見学会でガルバリウム鋼板の利用率が高い業者を選定しましょう。

まとめ│特徴をつかんでおしゃれなガルバリウム鋼板の家を建てよう

外壁材としてガルバリウム鋼板を利用した場合に後悔する理由や、効果を防ぐための対策について解説しました。

 

利用することでスタイリッシュな外観を獲得でき、施工費用を比較的抑えられ長期間の使用に耐える耐候性を持つガルバリウム鋼板の外壁。

実は採用を決める場合は気をつけるべき点がいくつかあることが分かりました。

 

ただし、ポイントを押さえれば後悔は防ぐことができ、以下のガルバリウム鋼板のメリットを享受しながら生活できるでしょう。

 

• ・高い耐候性を持ち長期間美しい状態を保てる
• ・他の素材と比較して軽量で地震に強い家になる
• ・高い耐火性能があり、延焼による火災を防げる
• ・施工性が高く建築費用を抑えられる

 

ガルバリウム鋼板の特徴を理解した上で、普段からガルバリウム鋼板を利用し、設計・施工に慣れている業者を選定して、スタイリッシュ・機能的な住まいを建てましょう。

 

名古屋市を中心に愛知県・岐阜県・三重県でガルバリウム鋼板外壁のスタイリッシュな家を建てたいと考えている方は、お気軽に「“R＋house・国松工務店”」までご連絡ください。

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