家づくりコラム

高気密高断熱住宅 家づくり 省エネ

2023.9.19

【高気密高断熱な家】9つの後悔と8つの対策│ハウスメーカー選びが大事になる?

【高気密高断熱な家】9つの後悔と8つの対策│ハウスメーカー選びが大事になる?

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近年、テレビのCMや折込チラシなど、様々な場面で「高気密高断熱な家」についての広告が見られます。

光熱費を抑えられる。家中均一な温度で過ごしやすい。様々なメリットが語られる高気密高断熱の家ですが、実は高気密高断熱の家を建てて後悔する人がいることをご存知でしょうか。

 

本記事では、高気密高断熱な家を建てた場合に感じる可能性がある9つの後悔する瞬間を紹介します。

後悔を避けるための方法についても解説するので、高気密高断熱な家を建てた際に後悔を感じたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

コラムのポイント

■高気密高断熱な住まいは非常に快適ですが、慣れていない業者が設計・施工する場合に、紹介する9つの後悔を抱える可能性があります。

■高気密高断熱な住まいで後悔を避けるためには、本記事で紹介する方法を実践するとともに、高気密高断熱な住まいを建て慣れた業者に依頼することが大切です。

■“R+house・国松工務店”が、高い気密性と断熱性を持つ住まい・家づくりをご提案いたします。

 

愛知県で高性能な注文住宅を検討中の方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、最高水準の等級5を上回る断熱性とC値0.5以下を実現し、快適な居住性能の住まいづくりを行っています。

愛知県で夏涼しく冬暖かい、快適な注文住宅をご検討中の方は、建築家と建てるマイホーム“R+house”にご相談ください。

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『高気密高断熱』ってどんな住まい?

高気密高断熱な住まいとは?

引用:国土交通省「なるほど 快適・安心なすまい 省エネ住宅」

そもそも高気密高断熱な家とは、どんな住まいなのでしょうか。

高気密高断熱な住まいは「気密性能や断熱性能が高い断熱材・窓を利用した住まい」です。

 

窓や断熱材は熱伝導率など、熱の伝わりやすさを数値で表すことができます。

こうした数値上、熱を遮断する能力が高い材料・設備を利用すれば、外部の熱が室内に伝わることを防げ、快適で省エネな住まいを実現できます。

▶︎関連コラム:名古屋で高気密・高断熱の家を建てる|工務店選びポイント

『高気密高断熱』な住宅で抱える9つの後悔とは?

室内が快適な空間になる高気密高断熱の住まいですが、実は設計や施工に問題があると後悔を抱えるケースがあります

高気密高断熱の住まいを建てるにあたって、事前に知っておきたい後悔ポイントは以下の9つです。

  • ・思っていたよりも暑い、または寒い
  • ・窓が小さいため部屋の中が暗くなる
  • ・窓が小さいため通風性能が落ちる
  • ・換気性能が低く気持ち悪くなる
  • ・空気がこもり、喘息の原因になる
  • ・家の中が乾燥して喉が痛い
  • ・結露が発生して、ダニ・カビが発生する
  • ・家の中で音が反響してうるさい
  • ・建築費用が高額になる

 

住まいの気密性・断熱性を高めるためには、玄関や窓といった開口部を減らすことが効果的です(窓より壁の方が気密性・断熱性が高いため)。

結果として、窓が小さく少なくなり、採光・通風や換気に問題がある高気密高断熱の家が生まれます。

こうして「高気密高断熱の家を建てると後悔する」「高気密高断熱の家は空気が淀む」といった口コミが見られるのです。

『高気密高断熱』な住宅の後悔。避ける8つの方法

高気密高断熱の家を建てることで、ここまで紹介した9つの後悔を感じる可能性があることが分かりました。

では、どうすれば後悔を感じることなく高気密高断熱の家を実現できるのか、8つの方法を紹介します。

  • ・高気密にするなら「高性能な窓・断熱材を利用」
  • ・モデルハウスや見学会で「温熱環境を実感」
  • ・太陽光が欲しい部屋では「大きな窓を利用」
  • ・空気の淀みがないように「空調計画を立てる」
  • ・「空調機器の利用は必要」と認識する
  • ・「建具を利用して」空間を分割する
  • ・高気密高断熱の住まいを「建て慣れた業者に依頼」
  • ・「補助金を利用」して費用負担を軽減する

高気密にするなら「高性能な窓・断熱材を利用」

高気密高断熱な住まいを目指すなら、高性能な窓・断熱材の利用は欠かせない

引用:一般社団法人リビングアメニティ協会「外皮とは」

暑さ・寒さを防ぐためには「高性能な窓・断熱材を利用する」ことをおすすめします。

高い性能の設備を利用することで、室内と室外との熱交換量を少なくすることができ、夏涼しく冬暖かい住まいを実現できるでしょう。

後述しますが、大きな窓を設置するときにも高い効果を発揮します。

▶︎関連コラム:木造住宅が寒い・暑い理由は?新築・リフォームの対策方法を一挙紹介

モデルハウスや見学会で「温熱環境を実感」

見学会に参加できる場合は「モデルハウスや現地見学会場で体感する」ことが必要です。

いくら高性能な住宅であっても、体感しなければ断熱効果は分かりません。

最適な温熱環境の家になるのか確認するために、実際に体感できるモデルハウスや見学会場に赴きましょう。

 

愛知県で高気密高断熱な注文住宅を検討中の方へ

“R+house 国松工務店”では、名古屋市中川区にR+houseの家を体感できるモデルハウスを建てています。

高気密高断熱の住まいとはどんな家なのか、体感しにモデルハウスまで、ぜひお越しください。

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太陽光が欲しい部屋では「大きな窓を利用」

大きな窓であっても断熱性が高ければ暑さ寒さを制限できる

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明るい家を好む人の場合、断熱性能を高めるためにコンパクト・小さな窓にしていては後悔を感じます。

「断熱性能の高い窓を選択した上で、大きな窓を利用」しましょう。

大きな窓であっても、複層ガラスやLow-eガラスといった遮熱・断熱性能の高い窓を利用すれば、熱や冷気の侵入を抑えられます。

空気の淀みがないように「空調計画を立てる」

吹き抜けを設けて新鮮な空気が各部屋に到達するよう配慮

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「適切な空調計画を立てること」も高気密高断熱な家で後悔を防ぐための武器になります。

適切な空調計画が立てられていなければ、換気装置が作動していても空気が淀む場所・部屋が生まれてしまいます。

常に新鮮な空気が入るよう、適切な空調計画が求められます。

「空調機器の利用は必要」と認識する

吹き抜けを利用する場合は特にエアコンの容量計算にコツが必要に

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「高気密高断熱の家」と聞くと、エアコンを始めとする空調機器すらいらない、容量がコンパクトでよいと思う方もいるかもしれません。

しかし高気密高断熱の家でも、徐々に室内の熱は外気温に近づくので「空調機器は必要であるという認識」が必要です。

ハウスメーカー・間取り・仕様によって適切な空調機器の台数や大きさは変わるので、設計者に相談してみましょう。

「建具を利用して」空間を分割する

高い密閉性能を持つ高気密高断熱の家で、音の反響や匂いが気になる場合は「ドア・引き戸といった建具を利用」することをおすすめします。

匂いや音が気になった場合に閉めて、換気したい時に開けられるようにしておけば、どちらの場面にも対応できてストレスを感じずに暮らせるでしょう。

高気密高断熱の住まいを「建て慣れた業者に依頼」

高気密高断熱の家で後悔を避けるなら、施工慣れした業者に依頼したい

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高気密高断熱の住まいを実現するためには「建て慣れた業者を選択する」ことが最も大切です。

高性能な断熱材や窓を利用しても、施工精度が低ければ隙間風が入り暑い・寒い家になってしまいます。

高気密高断熱の家を多く建築し、建て慣れた設計者・施工者に依頼しましょう。

 

愛知県で気密性の高い注文住宅を検討中の方へ

“R+house 国松工務店”では、高い気密性を持つ注文住宅の建築を承っています。

C値0.5(cm²/m²)以上の場合は施工のやり直しを行うなど、高気密住宅の実現を約束する工夫を加えています。

高気密高断熱の住まいについて気になる方は、お気軽にご相談ください。

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「補助金を利用」して費用負担を軽減する

「補助金を利用して建築すること」も、後悔を避けるのに有効なアイデアです。

高性能な住まいである高気密高断熱の家は、政府が主導する住宅の理想像に合致することがあります。

政府の定める基準を満たす場合は、数十万円もの費用を軽減できる可能性があります。

たとえば、2023年、こどもエコ住まい支援事業に応募すれば、100万円の補助金が得られます。
2023年以降も、高性能な住宅を対象とする補助金が発表されることが予想されるので、積極的に活用しましょう。

▶︎参考:こどもエコすまい支援事業

 

こうした対策を講じることで、高気密高断熱な家ならではの後悔を感じることなく、優れた温熱環境の中で快適に暮らすことができるでしょう。

『高気密高断熱』実現することで得られるメリットは?

高気密高断熱の家で多くのメリットを享受できる

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高気密高断熱な住まいでは、後悔・デメリットばかりでなく、多くのメリットも感じられます。

代表的なメリットは以下の7つです。

  • ・外の暑さ・寒さが室内に伝わりづらく快適
  • ・部屋の中の温度が一定でヒートショックが起こりづらい
  • ・空調機器の稼働率が低くなり光熱費が安くなる
  • ・外への音漏れ・外からの騒音の侵入が少なくなる
  • ・売却時にも高い評価が得られる
  • ・各種補助金・税金の優遇制度を利用できる
  • ・害虫が侵入する可能性を下げられる

 

中でも、LDKから個室まで、部屋の温度を保ちやすい点は大きなメリットです。

一般的な住宅では、LDKは暖かくても廊下や洗面室は寒いというケースが頻繁に見られます。

高い断熱性を利用して、家中を少ない冷暖房機器で温め(冷やす)ことで、快適な室内環境を実現できます。

まとめ│高気密高断熱の疑問を相談できるハウスメーカーに依頼を

高気密高断熱の家を建てるなら、メリットもデメリットも説明できる業者に相談を

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高気密高断熱な住まいを建築した後に感じやすい、9つの後悔ポイントと8つの対策について解説しました。

 

高い気密性と断熱性を兼ね備えた住宅は、室内環境が安定化し非常に暮らしやすい家になります。

一方で、高気密高断熱な家を建て慣れていない設計者・施工者に依頼すると、紹介したような後悔を抱える可能性があります。

 

高気密高断熱な住まいを建てるなら、メリットだけでなくデメリットにも言及したハウスメーカーに依頼することをおすすめします。

 

名古屋市を中心に愛知県・岐阜県・三重県で高気密高断熱な家を建てたいと考えている方は、お気軽に「国松工務店」までご連絡ください。

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愛知で“快適でおしゃれな”住宅を建てたい方はR+houseへご相談を

 

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の国松工務店が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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