家づくりコラム

家づくり 省エネ 高気密高断熱住宅

2023.9.30

夏涼しく冬暖かい家を実現する「7つの方法&間取りの工夫」ハウスメーカー選びの注意点も紹介

夏涼しく冬暖かい家を実現する「7つの方法・間取りの工夫」ハウスメーカー選びの注意点も紹介

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一戸建ての自宅を建てる場合、デザインや建築価格など、様々な要素を検討する必要があります。

検討項目の中で大切なもののひとつは「温熱環境」です。温熱環境の優れた住まいは、夏涼しく冬暖かい住まいになります。

 

そこで本記事では、温熱環境の優れた「夏涼しく冬暖かい家」を実現するための7つの方法を紹介します。

 

暑さや寒さを感じずに過ごせる環境は非常に快適です。
光熱費も抑えられて経済的でもあるので、夏涼しく冬暖かい家をぜひ実現しましょう。

▶︎関連コラム:【高気密高断熱な家】9つの後悔と8つの対策│ハウスメーカー選びが大事になる?

コラムのポイント

■夏涼しく冬暖かい家を実現する第一歩は「断熱性と気密性」を確保することです。

■その上で、日射や通風のコントロールを意識しましょう。

■“R+house・国松工務店”が、高い気密性と断熱性を持つ住まい・家づくりをご提案いたします。

 

愛知県で夏涼しく冬暖かい家を検討中の方へ

私たち“R+house 国松工務店”は、最高水準の等級5を上回る断熱性とC値0.5以下を実現し、快適な居住性能の住まいづくりを行っています。

愛知県で夏涼しく冬暖かい、快適な注文住宅をご検討中の方は、建築家と建てるマイホーム“R+house”にご相談ください。

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夏涼しく冬暖かい家を実現する7つの方法・間取りの工夫

夏涼しく冬暖かい家を建てるためには、以下の7つの方法や間取りの工夫を考慮して家を建てる必要があります。

それぞれどういった工夫を加えればよいのか、解説します。

  • ・家の断熱性能を高くして外の暑さ・寒さが伝わらないようにする
  • ・家の気密性能を高くしてすきま風が入らないようにする
  • ・断熱性・気密性を表す「Q値・C値」を知る
  • ・南から北に風が通り抜ける間取りを意識する
  • ・日差しをコントロールする(パッシブデザインを取り入れる)
  • ・各部屋をつなげて部屋間の温度差を減らす
  • ・カーテンやスクリーンも断熱性を意識する

 

 

家の断熱性能を高くして外の暑さ・寒さが伝わらないようにする

家の断熱性能を高くして外の暑さ・寒さが伝わらないようにする

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夏涼しく冬暖かい家にするためには、外の暑さ・寒さを室内に伝えないことが大切です。

それは「家の断熱性能を高める」ことで実現可能です。

具体的には、窓や玄関ドアの断熱性を高めること、断熱性能の高い断熱材を利用することが挙げられます。

 

断熱性が高い窓を利用する

 

「窓ガラスの枚数を増やすことや断熱性能が高い窓枠を利用する」ことで、窓の断熱性能を高められます。

窓ガラスの枚数が増えれば外の熱が室内に伝わりづらくなります。
こうした複数枚ガラスがある製品を「複層ガラス」といいます。

2枚重ねのガラスをペアガラス、3枚重ねのガラスをトリプルガラスといい、断熱性能は高くなっていくのですが重量が重くなる点には注意が必要です。

 

また、太陽光を反射するLow-eガラスや、熱が伝わりづらいアルゴンガスを窓の間に封入する方法など、断熱・遮熱性能を高める工夫はほかにもあるのでチェックしておきましょう。

 

断熱性が高い断熱材を利用する

 

日本で使用されることの多い断熱材はグラスウールですが、ほかにもウレタン系の断熱材や木質系断熱材など、複数の種類の断熱材があります。
それぞれ断熱性能に差があるので、高い断熱性能を持ち、外からの熱を遮断できる断熱材を選択しましょう。

▶︎関連コラム:名古屋で高気密・高断熱の家を建てる|工務店選びポイント

家の気密性能を高くしてすきま風が入らないようにする

断熱性能と一緒に検討したいのは「気密性能」です。

気密性能とは、家の隙間の多さを示していて、隙間が多いほどすきま風が室内に吹き込むことになり、外の暑さ・寒さがダイレクトに室内に伝わってしまいます。

 

逆に気密性能が高ければ、一度温めた空気が漏れ出ることがなく、家の中の温度や湿度をコントロールしやすくなります。

エアコンを利用して適正な温度に調節した空気は、温度が変化せずにエアコンの稼働率を下げることにもつながるでしょう。

 

断熱性・気密性を表す「Q値・Ua値」を知る

YKK AP「省エネ上位等級の新設で、家づくりが変わる。」

引用:YKK AP「省エネ上位等級の新設で、家づくりが変わる。」

断熱性能や気密性能は数値で表すことができます。

断熱性能はUa値、気密性能はC値で表され、どちらも数値が低くなるほど高い断熱・気密性能を有していることが分かります。

 

Ua値については、日本では2030年には0.60以下に抑えられることが求められていて、C値については基準が設けられていないのが現状です。

これから注文住宅の建築を予定している人は、こうした指標もハウスメーカー選びの参考にしてみましょう。

 

なお、国松工務店では「C値0.5、Ua値等級6相当」を上回る性能の住まいを建てています。

愛知県で高性能な住まいを建てたいと考えている方は、高断熱高気密な家を建てる、国松工務店までお気軽にご相談ください。

 

愛知県で高気密高断熱な注文住宅を検討中の方へ

“R+house 国松工務店”では、名古屋市中川区にR+houseの家を体感できるモデルハウスを建てています。

高気密高断熱の住まいとはどんな家なのか、体感しにモデルハウスまで、ぜひお越しください。

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南から北に風が通り抜ける間取りを意識する

夏涼しい家を建てる場合「南から北に風が通り抜ける間取り」を意識することも効果的です。

一般的に、夏は南東方向から風が吹き、冬は北西方向から風が吹きます。
南に大きな窓を配置して、北に風が抜けるよう窓を配置すれば、家の中を風が通り抜ける環境を整えられます。

極端に暑い季節でなければ、南北の窓を開けるだけで部屋の中が涼しくなる可能性もあるので、南北の風通しは意識して間取りを作りましょう。

日差しをコントロールする(パッシブデザインを取り入れる)

日差しをコントロールする(パッシブデザインを取り入れる)

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夏涼しく冬暖かい家を建てるなら「日差しをコントロールする」方法も考えられます。

 

夏場は暑さから太陽光を遠ざけたい。一方で冬場は暖かくなるように日差しを取り込みたい。

屋根の軒の長さを調節することで、双方の希望を叶えられます。

 

なお、日射や採風をコントロールする考え方をパッシブデザインといいます。
こうした考え方を利用して、自然の力を有効活用することも検討しましょう。

▶︎関連コラム:〈パッシブデザインとの融合が鍵〉アクティブデザイン建築のメリット・デメリットは?

各部屋をつなげて部屋間の温度差を減らす

各部屋をつなげて部屋間の温度差を減らす

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冬場にエアコンの効いた部屋から廊下に出たとき、温度差に震え上がった経験を持つ人もいるでしょう。

こうした部屋と部屋の間の温度差は「各部屋をつなげて空気を共有する」ことで防げます。

 

どの部屋に移動しても同じ温度の環境は非常に快適です。

なお、断熱性・気密性が低い家で各部屋をつなげると部屋が温まりにくいうえ、光熱費が高額になる恐れがあるので、「つなげる間取り」は高気密高断熱の家で行うようにしましょう。

カーテンやスクリーンも断熱性を意識する

窓辺に設置する「カーテンやスクリーンも断熱性を意識する」ことも効果的です。

 

カーテンやスクリーンの中には高い遮熱性能を持つ製品があり、使用することで熱が侵入しやすい窓からの熱気・冷気を遮断できます。

また、ハニカムスクリーンなど、スクリーン本体の中に空気を閉じ込めて日射熱を遮る製品もあります。

 

窓や断熱性の性能アップに加えて実施することで、さらなる断熱性能の向上を図れるでしょう。

 

ここまで紹介した7つの方法を利用することで、夏涼しく冬暖かい家を実現できる可能性は高まります。

ただし、紹介した工夫はどのハウスメーカーでも行える訳ではありません。

たとえば断熱材は種類が変わると施工方法も変わるため、ハウスメーカーは現在使用している工法以外を使用したがりません。

 

夏涼しく冬暖かい家を目指すなら、断熱性・気密性を高める工法を標準的に取り入れているハウスメーカーを選択しましょう。

 

愛知県で高気密高断熱な注文住宅を検討中の方へ

国松工務店では、断熱等性能等級6相当、C値0.5未満の家づくりを推進しています。

名古屋市で夏涼しく冬暖かい家を建てたい方は、国松工務店までお気軽にお問い合わせください。

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夏涼しく冬暖かい家を作るハウスメーカー選びの注意点

夏涼しく冬暖かい家を作るハウスメーカー選びの注意点

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記事の終わりに、気密性・断熱性が高い家を作るハウスメーカー選びの注意点を紹介します。

同じハウスメーカーでも仕様によって断熱性能が異なる

1つ目は「同じハウスメーカーでも、商品・仕様によって断熱性能が異なる」ことです。

断熱性・気密性の高さに魅力を感じて話し合いに来たのに、高気密高断熱の家はハイグレードな仕様の商品で、グレードを下げると一般的な性能の家になってしまったという話はよく聞かれます。

複数の仕様がある場合は、それぞれの仕様・断熱性の内容を確認するようにしましょう。

ホームページで断熱・気密性能の紹介ページを確認する

2つ目は「ホームページをしっかり確認すること」です。

断熱性・気密性に自信のあるハウスメーカーは、宣伝のためにホームページ内でも断熱性・気密性のことを公表しているものです。

こうしたメーカーであれば、日常的に断熱性・気密性に配慮された施工を行っていると考えられるので、安心して依頼できるでしょう。

▶︎国松工務店の断熱・気密性能への考え方はコチラ

気密試験を実施しているか確認する

気密性能のことが気になるなら「気密試験の有無」を確認するのも効果的です。

気密試験とは、建物の隙間の量を機械で確認する試験です。
実際にどの程度の隙間があるのかを数値で確認できるので、安心感が感じられます。

 

なお、国松工務店では、C値が0.5を上回った場合は気密性が高まるよう対策を施して再度試験を実施しています。

こうした対策を施しているハウスメーカーに依頼しましょう。

まとめ│夏涼しく冬暖かい家で心地よい暮らしを実現

まとめ│夏涼しく冬暖かい家で心地よい暮らしを実現

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「夏涼しく冬暖かい住まいを実現するための方法」を解説しました。

 

夏涼しく冬暖かい、温熱環境に優れた家は非常に快適です。

こうした住まいを実現するためには、高気密・高断熱の家の施工に慣れたハウスメーカーに依頼することが大切です。

ハウスメーカーを選ぶ時はデザインや間取りに目が向きがちですが、快適な住まいを手に入れるために、住宅の基本性能にも目を向けましょう

 

名古屋市を中心に愛知県・岐阜県・三重県で高気密高断熱な家を建てたいと考えている方は、お気軽に「国松工務店」までご連絡ください。

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愛知で“快適でおしゃれな”住宅を建てたい方はR+houseへご相談を

 

“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。

名古屋市の国松工務店が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。

 

監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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