家づくりコラム

家づくり インテリア

2023.2.17

おしゃれなウッドインテリアにするためのポイントは?相性のいいデザインについても

木の家のデメリットは?

 

夢のマイホーム計画を立てる際に、やはりそのインテリアデザインにはこだわりたいですよね。

温かみのある雰囲気にしたい方から人気が高いのが、「ウッドインテリア」です。

ナチュラルな木目を強調したそのデザインは、老若男女の方から多数ご要望いただきます。

ただし、おしゃれにまとめるためには知っておかなければいけないポイントがあります。

そこで、今回はウッドインテリアをうまくまとめるポイントや、相性のいいインテリアデザインを紹介します。

お住まいの内装デザインでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

コラムのポイント

■ウッドインテリアには、見た目だけではなくいくつもの魅力があります。
■木の特性を知って内装に取り入れることで、後悔のないおしゃれなインテリアが実現できます。
■“国松工務店”が建築家とタッグを組み、「温度と空気のデザイン」をコンセプトに、快適な家づくりをご提案いたします。

 

 

ウッドインテリアの魅力やメリットは?

工務店が建てたおしゃれな注文住宅

1800年代後半にヨーロッパで「インテリアデザイン」という概念が誕生して以来、100年以上もの間親しまれ続けている素材が「木」です。

日本でも法隆寺に始まり木造建築の歴史は世界各国と比べても長く、今でもその文化は強く根付いています。

では、なぜこれほどまでにウッドインテリアは多くの方から親しまれ続けているのでしょうか?

それには、いくつかの理由があります。

 

  • ・加工がしやすい
  • ・温もりのある雰囲気になる
  • ・適度な硬さや質感で触り心地がいい
  • ・リラックス効果がある
  • ・目への負担が和らぐ

 

木材は石やコンクリートなどの材料と比べると木材加工がしやすく、また細かい作業もしやすいため、様々な場所へ多用されています。

また、木の持つ風合いはお部屋に温もりをプラスしてくれる点は、雰囲気が重要視される空間へ使われる大きな理由と言えるでしょう。

木の適度な硬さも重要なポイントで、特にフローリングに使う場合は、石やコンクリートのように固すぎず、スポンジほど柔らかすぎないため、適度な反発力を持ち、足腰への負担を軽減してくれる点も大きなメリットです。

そして、熱伝導率(熱の伝わりやすさ)も低いため、素足や素手で触れてもヒヤッとすることがありません。

 

木の特性

(引用:林野庁

 

最近では、木の香りによるリラックス効果や脈拍・心拍の安定効果などがあることも分かっており、病院や学校などへウッドインテリアを取り入れるケースが増えています。(参考:公益財団法人 日本住宅・木材技術センター|内装木質化した建物事例とその効果-建物の内装木質化のすすめ-

 

 

 

おしゃれなウッドインテリアを作るポイントは?

工務店とハウスメーカーの違い

では、素敵なウッドインテリアに仕上げるためには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。

ここでは、特に重要な5つのポイントを紹介します。

 

 

その① 材料の特性を知る

人気の高いウッドインテリアですが、天然木・無垢材を使う場合には、その特性を知らなくてはいけません。

天然木や無垢材は、本来多くの水分を含んでいますが、木材やフローリングなどの建築材料として使う場合は、強度を確保して品質を安定させるために、含水率が15%程度で出荷されます。

しかし、実際に住宅へ施工すると、人から発せられる湿気や天候による湿度変化、温度変化によって含水率が変わり、変形や割れ、反り、歪みを起こしてしまうのです。

そのため、「ウッドインテリアなら無垢材!」とこだわればこだわるほど、これらの現象を理解しておかなくてはいけません。

変形などのリスクを極力抑えたい方は、表面材のみ天然木を使っている突板製品や挽板製品、もしくは薄い板材を積層した集成材などを用いると良いでしょう。

その② 経年変化・キズや汚れについて理解する

木材は、紫外線によって変色します。

樹種によっては施工当初と全く異なる色味になるものもあるため、事前にその点を確認しておくと良いでしょう。

また、キズや汚れがつきにくい点も知っておかなくてはいけません。

ただし、無垢材であれば浅いキズや表面的な汚れを研磨で落とすこともできますし、変色は木材に“味わい”や“趣”をプラスしてくれます。

住まいはいくら気をつけていても生活していけば汚れたり傷つくものです。

経年変化もその家の歴史として楽しめる人にこそ、ウッドインテリアをおすすめします。

 

 

その③ 木目・カラーを統一する

ウッドインテリアをおしゃれにする最大のポイントが、木目やカラーを統一することです。

“木”と言っても、木目のパターンや色味は千差万別なので、色々と詰め込みすぎるとどうしても統一感がなくなってしまいます。

ダークブラウンの木目、ライトブラウンの木目、赤系・黄色系の木目、節の有無…これらに着目してフローリング材やカウンター材、内装ドア、家具を選んでみましょう。

 

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その④ 異素材と組み合わせてモダンに

木質にこだわるのも素敵ですが、敢えて異素材と組み合わせると、モダンでシャープな印象がプラスされます。

最近人気なのが、タイルやブラックアイアンなどです。

「木の温もりは欲しいけど、クールですっきりとした印象も欲しい」という方は、ウッドフローリングをベースにアクセントとして異素材を取り入れてみましょう。

モノトーンカラーと組み合わせるのもトレンドです。

 

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その⑤ 床・壁・天井・家具にバランスよく取り入れる

ログハウスのように、全てを”木”でまとめてみるのもいいですが、それではコストが上がってしまいます。

また、大人っぽいすっきりとしたインテリアがお好みの方には少々抵抗があるかもしれません。

そこでポイントなのが、床・壁・天井・家具などにバランスよくウッドインテリアを取り入れること。

最近は、白が基調なシンプルな壁に、板張りのアクセントウォールや天井を取り入れたり、オープン棚や造作家具を天然木で仕上げる事例が増えています。

また、キッチンや洗面化粧台などのカウンターを木製にするのもおすすめです。

ウッドインテリアと言っても、ふんだんに木を使う必要はありません。

部屋全体を見た時に、アクセントとして目を引く場所に木を取り入れてみましょう。

メリハリがあり、おしゃれでまとまりのある空間に仕上がります。

どんなインテリアデザインと相性がいい?

コストが安い工務店の注文住宅

ウッドインテリアは様々なデザインテイストと相性が良く、選ぶ木目やカラーによって印象が全く変わります。

お好みのインテリアデザインに合わせて、適した材料を選びましょう。

 

 

北欧デザイン

多くの方から人気の高い北欧デザインは、木が欠かせない素材です。

白木(無塗装)に近い明るい色の木材を選びましょう。

手垢などの汚れが気になる場合は、艶感を抑えたマットなクリア塗装を施してある材料がおすすめです。

 

 

和モダン

和風建築も木は切っても切り離せない存在です。

こちらも木の風合いやテクスチャーが際立つ白木のものがおすすめ。

古風な雰囲気にしたい方は、杉や松、桧の材料から見てみましょう。

モダンな印象をプラスしたい方は、ウォールナットも素敵です。

 

 

カントリーデザイン

可愛らしくどこか懐かしさ漂うカントリーデザインにしたい方は、できるだけ多くの場所に木を取り入れましょう。

赤系のカリンや黄色系のイエローパイン、クリなどもおすすめです。

褐色系のチェリーやバーチですと、建築材料の選択肢が多くコストも安いため、全体的に統一感を持たせたい方は是非チェックしてください。

家具やカウンターは、できるだけ厚みがありシャープというより丸みのあるフォルムにするのも優しい印象にするためのポイントです。

 

 

インダストリアルデザイン

最近トレンドのインダストリアルデザインは、無骨で男前な雰囲気がありつつも、ヴィンテージデザインより洗練された雰囲気が漂うのが人気の秘訣です。

ナラなど木目がはっきりしている樹種をおすすめします。

また、節などがランダムに見えるフローリングを選べば、より風合いが増します。

ダークブラウンや赤系の木目はあまり合わないので注意してください。

 

 

ラスティックデザイン

“田舎風”や“素朴な”という意味を持つラスティックデザインも人気です。

インダストリアルデザインのようにクールな印象ではなく、どこか優しさも感じられます。

ラスティックデザインと相性のいい木は、インダストリアルデザインと同様に木目や節、色ムラが目立つ素材です。

最近は、敢えて”ラスティック加工”されているランダムなデザインのフローリング材やパネル材も増えていますので、是非ショールームなどで見てみましょう。

 

 

ポイント
私たち“R+house 国松工務店”では、100名以上在籍する建築家とコラボをして、デザインと性能を兼ね備えた住宅を数多く手掛けています。
インテリアデザインにとことんこだわりたい方は、是非お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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コンセプト

 

“国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネ性の高い住まいづくりを行なっています。

私たちの手がける住まいの特徴はずばり“3つのPASS”。

 

〈ENEPASS エネパス〉

温度を安定させる「ホールハウス断熱」と、空気を循環させる「地中熱利用型換気システム」を合わせて、家の中を快適な温度の空気で満たします。

 

 

〈SICKPASS シックパス〉

従来の壁面や天井からの排気ではなく、床面排気にすることで、ハウスダストの飛散を防ぎ、効率良く室内から取り除きます。

また、高性能フィルターを備えた地中熱利用換気システムを導入し、外気からのアレルギー物質を99%除去した清潔な空気環境と、快適な温度環境を両立。

健康的で居心地の良い住まいを実現できます。

 

 

〈YENPASS エンパス〉

高断熱性能に加えて「オール電化」を採用し、光熱費を節約できます。

大容量、高性能、長期寿命・保証のソーラー発電と蓄電池で、節約と合わせて売電利益を生むことも期待できるでしょう。

“使う電気<創る電気”を目指した住まいをご提供いたします。

 

※ソーラー関連設備は標準仕様には含まれません。

 

愛知県で省エネ住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽に“国松工務店”までご相談ください。

 

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まとめ

ウッドインテリアは家の内装において、「王道」であり「トレンド」でもあります。

ただし、材料を無垢材や天然木にこだわれば、後から思ってもいなかった変化が気になってしまうことがあるかもしれません。

そのため、必ず木の特性を理解した上で、インテリアへ取り入れてみましょう。

表現したいインテリアのデザインテイストによっても、ぴったり合う木目やカラーは異なります。

「おしゃれな家にしたいけど、どんなインテリアにすればいいか分からない」そんな方は、私たちへお任せください。

 

 

 

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名古屋市の国松工務店が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。

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監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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