国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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家づくり
2022.11.23
この記事では、30坪2階建ての家のおしゃれな間取りアイデアを写真付きで詳しく解説します。
実際に30坪で建てた注文住宅の費用事例&デザインも紹介しますので、マイホームづくりに役立ててください♪
初めてマイホームを建てるにあたって、30坪という建坪が広いのか?狭いのか?気になりますよね。
住宅金融支援機構のフラット35利用調査によると、2021年度の注文住宅の平均床面積は123.8㎡(37.51坪)でした。
30坪の2階建ては、全国平均より7.5坪(15畳)コンパクトということになります。
しかし効率的な間取りアイデアを上手に採り入れれば、30坪でも暮らしやすくおしゃれな2階建てに仕上げるのは難しくありません。
まずはどんな間取りアイデアがあるのかたくさん吸収して、ライフスタイルや好みに合うものを採り入れていきましょう。
30坪の床面積でも採り入れやすい、おしゃれで効率的な間取りアイデアを集めました。
大きな吹抜けはハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、部分吹抜けなら30坪でも採り入れやすいアイデアです。
上の写真のようにリビング階段の吹抜けを活用すれば効率も良いですね♪
リビングを広げるのは難しいけど、開放感は欲しい・・・。そんな時にもおすすめの間取りアイデアです。
吹抜けが難しいときは、折り上げ天井で開放感とデザイン性をアップするのもおすすめ。
床面積を消費しないので、30坪2階建てでも採用しやすいのがうれしいポイント。
梁の見せ方やライティングなど、リビングデザインのバリエーションが広がります。
ホールと廊下を省略できるリビング階段は、間取り効率&デザイン性を両立できる人気のアイデアです。
スケルトン階段と組み合わせれば圧迫感が出にくく、リビングのおしゃれなアクセントとしても活躍してくれます。
土地の関係で日当たりや景観があまり良くない場合は、リビングを2階に配置するのも一つの考え方です。
2階からの眺望とたっぷり自然光を味わえるので、30坪の家でも開放的なリビングに仕上げやすいです♪
「和室が欲しいけど、30坪だと厳しい・・・」そんなときは、リビング内に間仕切りなしの畳スペースをつくるのがおすすめです。
部屋数を消費することなく畳和室を作ることができ、リビングの開放感も損なわない効率の良い間取りアイデアです。
キッズスペース・書斎・アイロンがけなど、さまざまなシーンで活躍してくれるのもうれしいポイント♪
こちらの写真のように、小上がり和室をつくるのもおすすめです。
30坪だと広い玄関を作るのは難しいですが、上の写真のように廊下とつなげて奥行きを強調するのも一つの間取りアイデア。
視線が奥まで抜けるので、実際の床面積以上の開放感がある玄関になります。
1階に暗いお部屋ができてしまうときは、グレーチングで2階から光を届けてあげる方法もあります。
デザインのアクセントにもなりますし、2階からも視線が抜けるので開放感もアップ♪
壁のないオープンキッチンは、リビングダイニングと一体化することで開放感とデザイン性をアップできる間取りです。
吊戸棚を無くすとさらに開放感がアップして、キッチン自体がおしゃれなアクセントになってくれます。
生活感が見えないように収納をしっかり造れば、お料理効率もバッチリです。
対面キッチンのカウンターをダイニングテーブルとして兼用すれば、LDKの床面積を節約できます。
カウンターの素材やペンダントライトにこだわれば、おしゃれなダイニングバーのような雰囲気も作れます♪
家族全員の衣類をまとめて収納するファミリークローゼットは、床面積効率・使い勝手の良さから近年注目されている間取りアイデアです。
バラバラにクローゼットを作るより一か所に集めたほうが少ない面積で済み、洗濯物の管理もラクちんになります♪
効率が良いので30坪2階建てでも採り入れやすいアイデアですね。
平屋を建てたいけど土地や費用の面で難しいときは、平屋みたいな2階建てにするのも良いかもしれません。
外見は平屋に見えるけど、中に入ると2階があるのは、遊び心があって間取り効率も悪くありません。
上手く設計すれば、平屋・2階の良いとこどりも可能です。
ちょっとした小技ですが、ユニットバスや洗面所をランドリースペースとして兼用するのもおすすめのアイデアです。
専用スペースが不要なので、30坪でも雨の日の物干し場を簡単につくることができます。
本体価格 | 2,200万円~ |
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延床面積 | 96.88㎡(29.29坪)【1階49.68㎡(15.2坪)/2階47.20㎡(14.27坪)】 |
総2階建てで建築コストを抑えつつ、階段下の活用など効率の良い間取りアイデアでおしゃれに仕上げた注文住宅です。
本体価格 | 1,800万円~ |
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延床面積 | 96.88㎡(29.30坪)【1階51.34㎡(15.53坪)/2階45.54㎡(13.77坪)】 |
立体感のあるシルエットで、30坪以下とは思えない高級感のある外観に仕上がりました。
開放感のある広いLDKを中心に、1,000万円台ながらおしゃれなデザイン性のある住まいに♪
本体価格 | 2,000万円~ |
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延床面積 | 99.80㎡(30.18坪)【1階59.63㎡(18.03坪)/2階40.17㎡(12.15坪)】 |
2つの箱を組み合わせたような外観は、さながらデザイナーズハウスのよう。
約30坪とは思えない開放感があるLDKは、階段吹抜けや一体の畳スペースなど、さまざまなアイデアで実現した空間です。
30坪2階建ては玄関の配置で全体のバランスが大きく変わります。
一般的には東・南向きの玄関が人気ですが、その分南側のリビングの床面積が減ってしまうのでバランスが難しいところ。
北玄関はネガティブなイメージがありますが、寒さや暗さに対策すれば、意外とバランスの良い間取りになることも。
道路の向きや駐車場のレイアウトでも玄関配置は変わってくるため、土地選びの段階で気にしてみるのがおすすめです。
2階建ての間取りを考える際は、総2階・部分2階についても意識してみましょう。
総2階は上下の間取りを揃えることで、屋根・壁の面積が減るためコストパフォーマンスが良いのが特徴。
土地も最大限活用できるので、30坪前後の住まいづくりでは総2階を選ぶ方が多いです。
部分2階は1階の方が広くなる間取りで、老後まで暮らしやすいのが大きなメリット。
前述した平屋みたいな2階建ても部分2階になり、根強い人気があるレイアウトです。
どちらも一長一短あるので、ライフスタイルやデザインの好みに合わせて選んでみましょう。
30坪の中で理想の住まいを作るためには、デッドスペースを活かす効率的な間取りアイデアが重要になります。
例えば前半でも紹介したリビング階段は、廊下とホールを省略して2~3畳前後のスペースを生み出すことができます。
階段下を収納やトイレにするのも、昔から定番のデッドスペース活用アイデアですね。
2階建てには意外とデッドスペースがたくさんあるので、上手に活用してみてください。
30坪の延べ床面積でも、効率の良い間取りアイデアを組み合わせればおしゃれな2階建てを作るのは難しくありません。
豊富なアイデアを提案してくれる工務店を見つけて、理想のマイホームを目指しましょう。
愛知県でおしゃれな注文住宅を建てるなら、建築家と建てるマイホームR+houseにご相談ください。
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