国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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リビング
2022.7.9
この記事では吹抜けとリビングを組み合わせた、おしゃれな注文住宅の間取り事例をたくさんご紹介します。
建築家が設計した素敵な吹抜けリビングを、ぜひマイホームのイメージづくりに役立ててください。
冬の寒さやお掃除など、吹抜けでよくある後悔と対策もセットで解説します。
高い天井による大きな開放感が魅力の吹き抜けリビングは、デザイナーズハウスでよく見るおしゃれな間取りですよね。
リビングはマイホームの中でも一番過ごす時間が長く、満足度に直結するので吹抜けで素敵に仕上げるメリットは大きいです。
一昔前までは吹抜けのデメリットが強いイメージでしたが、近年は断熱性の向上など十分対策できるようになってきました。
ワンランク上のおしゃれなマイホームを目指すなら、ぜひ吹き抜けリビングを一つの案として検討してみましょう♪
広いLDKを全面吹き抜けにせず、2つの吹抜けでさりげなくゾーニングしたお住まいです。
南側の吹抜けからはたっぷり自然光が入り、リビング階段の吹抜けは通路と兼用しているのでムダがありません。
コンロ周りの天井は通常の高さに押さえ、煙とニオイの拡散も抑えています。
居住空間の中心に階段を配置し、部分吹抜けとして活用した事例です。
2階の床面積を犠牲にすることなく、光を採り入れ開放感もアップさせたおしゃれな間取りですね♪
二階の床が無い平屋は、屋根形状を活かした吹抜けを作りやすい間取りです。
吹抜けの高さを活かしたロフト空間で、居住スペースも増やすことができます。
吹抜けリビングをぐるりと一周できる回廊のような間取りで、開放感・デザイン性・動線を兼ね備えた素敵な空間に♪
キャットウォークから見下ろすリビングも素敵な気分を味わわせてくれそうです。
吹抜けリビングの照明配置と配光にこだわると、夕方以降のお部屋がグッと魅力的に見えるのでおすすめ。
スポットライトや間接照明を活用し、壁面に明暗を付けて高級感を演出してみましょう。
吹抜け部分の高窓は外からの目線を受けにくく、カーテンなしで日中の自然光をたっぷり取り込めるのが魅力♪
明るいリビング空間はさらに開放感がアップし、いつまでも居たくなる気持ち良いお部屋に仕上がります。
窓の高さや方角も計算し、明るく気持ち良い吹抜けリビングを考えてみましょう。
本来天井裏に隠れてしまう梁を露出し、おしゃれなアクセントとして活用するのも人気のアイデア♪
ナチュラルテイストのリビングはもちろん、モダン・和風などさまざまなテイストに梁見せ天井はマッチします。
事例でもたくさん紹介しましたが、吹抜け×リビング×階段も相性ばつぐんの組み合わせです。
開放感のあるリビングが生活の中心となり、家族のコミュニケーションが生まれやすいのも魅力的♪
廊下と玄関ホールを省略することで、効率の良い間取りづくりにもつながります。
空気の体積と窓の面積が増える吹抜けリビングは冬の寒さを感じやすく、暖房をつけても快適に過ごせないケースがあります。
特に吹抜け部分に大きな窓があると、「ダウンドラフト」という現象で冷たい空気が下りてきて寒さを感じることが多いです。
吹抜けのような大空間の寒さ対策としては、住まい全体の断熱性をアップするのが基本となります。
壁や窓の断熱性が高ければ外気の影響を受けにくくなり、お部屋内の温度差も小さくなります。
最近の家はペアガラスが標準になってきましたが、さらに断熱性能の高いトリプルガラスはさらに寒さ対策に効果的。
壁や天井に使う断熱材によっても性能が変わりますので、工務店・ハウスメーカーのこだわりをチェックしてみてください。
高さのある吹抜けリビングは、エアコンやストーブによる冷暖房効果が行き渡りにくいというデメリットもあります。
エアコンの位置や空調のことを考えず作ると、ムダな光熱費がかかって後悔してしまうことも。
広い吹抜けリビングのエアコン効率については、天井にシーリングファンを付けるのがおすすめです。
シーリングファンはお部屋の空気を均一に攪拌してくれる効果があり、エアコンの空気が一か所に溜まるのを防いでくれます。
結果的に冷暖房効率が良くなり、光熱費の節約・気持ち良い空気づくりにつながるというワケです。
シーリングファンはデザイン性も良いので、カラーや形にもこだわってコーディネートしてみてください♪
吹き抜けで上下階がつながることで、リビングのテレビや話し声が伝わってうるさく感じるのもよくある後悔パターンです。
家族の生活時間帯がずれると、就寝時にリビングの音が気になって眠れなくなってしまう可能性があります。
また吹き抜けの形状によっては音が反響するため、普通のリビングよりテレビの音量を上げないと聞き取れないことも多いです。
お子さんや夫婦の主寝室を吹抜けと直接隣接しないように配置すると、就寝時に音が気になりにくくなります。
吹抜けとの間に廊下やトイレなどを挟むことで空気の層ができ、壁一枚で接するより音が伝わりにくくなるのです。
家族のライフスタイルをしっかりシミュレーションして、生活時間帯がずれる方の寝室はしっかり位置を考えてあげましょう。
吹抜けの反響音対策としては、吸音性のある建材や家具を使うのも効果的です。
例えば一般的なビニールクロスより、自然素材の布クロスの方が吸音性は高くなります。音楽室で見かけるような吸音パネルを壁や天井に使うのも反響音対策に。
またカーテンやカーペットなど、インテリアアイテムで吸音性を高めることも可能です。
ムダな音が響くのを防いで、落ち着いて過ごせる空間を作りましょう。
一般的なビニールは10~15年前後で張り替えが必要になりますが、はしごの届かない吹抜けはリフォーム費用が高くなります。
足場を組む場合数万円の費用が掛かるケースも多く、張り替えにかかる日数も増えてしまいます。知らずに選んでしまうと、将来大きな後悔につながる恐れがありますね。
将来のメンテナンスまで見据えて吹き抜けリビングをつくるなら、ビニールクロスより耐久性の高い仕上げを選ぶのがおすすめです。
例えばしっくいや珪藻土といった塗り壁仕上げは、汚れや大きなひび割れが無ければ数十年使うことも可能です。
無垢材パネル仕上げも、デザイン・耐久性ともに優秀なのでおすすめ。
初期コストは高くなっても、メンテナンスサイクルを伸ばすことでトータル費用は安くなることが多いです。
吹抜けの高い天井に付けた照明器具は、自分で簡単に交換できないのもデメリットの一つ。
ハシゴや脚立で届かないと電球が切れても交換できず、費用を払って電気屋さんを呼ぶことになります。
最近は従来の蛍光灯や白熱球からほとんどLED照明に切り替わっているため、長寿命製品を選べばデメリットを軽減できます。
LEDの寿命は4万時間前後と言われていて、一日8時間点灯しても10年以上使える計算です。
なるべく信頼性の高いメーカーや器具を選び、交換頻度を減らして後悔を防ぎましょう。
吹抜け×リビングはとても相性の良い組みあわせで、素敵なマイホームを目指す方にピッタリの間取りです。
部分吹抜けやリビング階段との組み合わせなど、さまざまなパターンがあるのでいろいろ試してみましょう♪
明るくて気持ちよく過ごせる、理想の吹抜けリビングを考えてみてください。
愛知・岐阜・三重エリアで吹抜けリビングの家を建てるなら、建築家との家づくりができるR+houseにご相談ください。
100名以上の建築家が客様のライフスタイル・好みをお伺いし、理想の間取りとデザインをご提案いたします。
ハードルが高そうな建築家との家づくりを一般住宅の価格帯と手間で実現し、性能にもしっかりこだわっています。
勉強会・モデルハウス見学会も定期的に開催していますので、ぜひお気軽にご活用ください。