家づくりコラム

家づくり

2024.8.29

【新築だから虫対策】虫が出ない家に住みたい方へ11のコツを紹介

【新築だから虫対策】虫が出ない家に住みたい方へ11のコツを紹介

「新築だからこそできる虫対策はある?」
「虫が出ない家に住みたい」

このように、現在のお住まいで虫に対する不満があることから、新築を計画する際に虫対策をしたい方は多いでしょう。

そこで本記事では、新築だからこそできる虫対策や、虫が出ない家を建てるためのポイントについて紹介します。

虫の発生はストレスになるとともに、病気やケガの原因にもなります。
新居の設計や引っ越しなど各段階ごとに対策を取り、虫の出ない・少ない暮らしを実現しましょう。

コラムのポイント

■ 虫は不快害虫のほか、刺す・噛むなど直接的な害を及ぼすものもいますので、対策を取って避ける必要があります。

■ 土地選びや設計など、家づくりの各段階で取れる対策がありますので、本記事で紹介する「コツ」を利用してください。

 

新居で虫に悩まされない暮らしを希望する方へ

各種不快害虫は適切な対策を取ることで侵入を防ぐことができます。

土地選びや設計、日々の暮らしなどに注意して、虫に悩まされない暮らしを送りましょう。

 

実用性の高い住まいをご希望の方は、虫への対策など実用的な細かい点まで設計に組み込める“R+house 国松工務店”に気軽にご相談ください。

住まいへの要望を丁寧に取り入れた理想の住まいの実現をお約束致します。

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新築でも注意したい害虫とは?

新築でも注意したい害虫とは?

はじめに、新築で発生することを避けたい害虫の種類を確認します。
害虫ごと、人に加わる被害も変わりますので、対処するべき虫を把握しておきましょう。

人に直接的に危害を加える害虫

必ず侵入を避けたい害虫は、人を刺す、噛むなどして直接的に被害を及ぼす以下の害虫です。

  • ムカデ:噛まれると強い痛みと腫れを引き起こす
  • 蚊:刺されるとかゆみを引き起こす。病気を媒介することも
  • ダニ:噛まれるとかゆみ、アレルギーを引き起こす
  • ノミ:噛まれるとかゆみ、アレルギーを引き起こす
  • ハチ:刺されると強い痛みと腫れを引き起こす。スズメバチなど種類によっては命に関わることも

建物の耐久性を損なう可能性がある害虫

発生することで建物の耐久性を損なう恐れがある害虫はシロアリです。
シロアリは建物の木材を食べますので、侵入されると建物を支える柱や梁が損傷し、耐震性を損なうこととなります。

▶︎関連コラム:“木の家”にデメリットはある?木造住宅の専門家が徹底解説

発生によって不快感を生じさせる害虫

不快感を感じることとなる害虫は、ゴキブリやハエといった虫です。
素早く動きますので、生活する上で不快感を感じる原因となります。

どちらも直接的に健康被害を及ぼす恐れは低いものの、発生によって生活の満足度が下がりますので避ける必要があります。

虫が出ない家に住みたい方へ11のコツを紹介

このように、害虫は直接的・間接的に関わらず住む人に不利益を与えます。
では、虫が出ない家にするにはどうすればよいのか、11のコツを紹介します。

湿気の少ない土地を選ぶ

虫がデない家にするためのコツ:湿気の少ない土地を選ぶ

家づくりの段階が土地選びである場合、湿気の少ない土地を選択することが大切です。
多くの害虫は湿気を好みますので、台地など乾燥しやすい土地を選べば害虫の問題が解決する可能性があります。

特に、湿気を好むシロアリを避けるためには乾燥した土地が重要ですので、候補となる土地の湿気が多い場合は、地盤改良や排水溝の敷設などによって、土地を乾燥させる対策を取りましょう。

▶︎関連コラム:〈新築住宅〉“地盤改良”の必要性とは?工法種類と期間目安について

気密性・断熱性の高い住まいにする

高気密・高断熱を誇るR+house 国松工務店の家

▶︎c値(気密性)0.5・UA値(断熱性)等級6相当 “R+house 国松工務店”の家づくり

虫が少ない家づくりをするためには、気密性・断熱性の高い住まいにすることも効果的です。

気密性の高い家づくりをすれば、隙間や換気口など、虫が侵入する可能性のある経路を塞げますので小さな害虫の侵入を防げます。
また、断熱性を高めることで窓まわりや壁内の結露を防げますので、室内の湿度を抑えてダニなどの発生を抑えられるでしょう。

▶︎関連コラム:【気密性の高い家】7つのメリット・5つのデメリット│湿度やカビの発生など注意点も解説

玄関ドアや窓の開閉回数を減らす

虫がデない家にするためのコツ:玄関ドアや窓の開閉回数を減らす

虫の侵入を防ぐためには、玄関ドアや窓の開閉回数を減らすことも効果があります。
各種害虫は人が通過するとき、一緒に侵入するケースが多いからです。

高気密高断熱住宅にして、基本的に空調機器で温熱環境を整えれば窓を開閉する機会は減ります。
玄関から帰宅した際、玄関ホールで害虫を止められるよう、玄関と他の間取りの間に引き戸やドアを設置しておくことも効果的です。

こうした建具は、玄関ドアからの冷気・暖気の侵入を防ぐことにもつながります。

▶︎関連コラム:【高気密高断熱住宅の夏の過ごし方】暑い・熱がこもる・湿度が下がらない理由と対策を解説

湿気が溜まらないよう換気計画を立てる

ダニなどの害虫は室内に十分な湿気があり、カーペットや布団などがあれば繁殖します。
逆に湿気を排出する仕組みを作れば、繁殖を防げる可能性があります。

重要なことは空気が滞留する場所を作らず、湿気が溜まらないよう配慮することです。
このため、適切な換気計画を立てることが重要です。

吸気口と排気口を適切な位置に設置することで、空気が淀む場所ができず、害虫の繁殖を防げるでしょう。

洗濯物は乾燥機・ランドリールームを利用する

洗濯を室内で完結できるランドリールームのある間取り

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害虫は洗濯物の出し入れの際、侵入することもあります。
このため、洗濯・乾燥のときは乾燥機を利用することもおすすめです。

乾燥機を利用しない場合でも、ランドリールームと除湿機で乾燥できるようにして、虫の多い季節だけでも室内で乾燥できる環境を整えましょう。

定期的なシロアリ駆除剤の散布

シロアリ対策として定期的に駆除剤を散布することも必要です。

一般的に利用されているシロアリ駆除剤は効果の保証期間が5年程度ですので、効果を維持するために定期的な再散布が求められます。

外構の中で土や植栽の面積を減らす

コンクリートの利用などでお手入れの手間を減らした注文住宅の事例

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虫が自宅に近寄らないようにするためには、外構の中で土や植栽が占める面積を減らすことも効果があります。

土や植栽は虫の隠れ家となりますので、多いほど建物にも侵入する割合が高くなるでしょう。
植栽を減らすことのほか、適切に剪定し込み入った箇所を減らすことでもジメジメした箇所を減らせますので、定期的な植栽の手入れもおすすめです。

水たまりになる箇所を減らす

蚊を減らすためには、水たまりになる箇所を減らす意識も大切です。
小さな水たまりにも蚊は卵を生み、1週間と数日で羽化し成虫になります。
早いサイクルで産卵と羽化を繰り返しますので、建物周囲に水たまりができないよう対策しましょう。

たとえば、駐車場をコンクリートにする庭に傾斜をつけ排水できるようにするといった対策が考えられます。
外構での対策は家を建てた後では取りづらいものもありますので、設計の段階で要望しましょう。

虫が集まらないLED照明を利用する

虫が集まりづらいLED照明を利用した注文住宅の事例

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照明機器を選定する際に、LED照明を利用することも効果があります。

従来使用していた蛍光灯は虫が集まりやすい光の波長を出していましたが、LED照明は該当する種類の光を出しません。
光を発している以上、虫が寄ることは避けられませんが、虫が集まる度合いを減らせますので、室外・室内の照明選びは慎重にしましょう。

エアコンなど設備機器の隙間を減らす

玄関ドアや窓のほか、虫が侵入する経路を塞ぐためにはエアコンなど各種設備機器の隙間を減らすことが大切です。

エアコンにはドレンホースや冷媒が行き来するための配管が設置されています。
こうした機器の配管を通すために壁面に穴が空いていて、ここからゴキブリなどの虫が侵入することがあります。

ドレンホースに防虫用のカバーを設置したり、配管の隙間を埋めるパテを追加するなどして、直接害虫が侵入することを防ぎましょう。

引っ越しの荷物を防虫処理する

新居に引っ越す際には、荷物を防虫処理してから運び込みましょう

旧居でゴキブリなど害虫の被害に悩まされた方は、新居に運び込む荷物に害虫や卵が付着するケースがあります。
せっかくの新居に害虫を運び込むことのないよう、引っ越し前や引っ越しの最中に防虫処理することを検討しましょう。

まとめ│新築だからこそ虫対策を徹底しよう

外構計画への配慮などで虫が集まりづらい仕様の注文住宅の事例

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新築だからこそできる虫対策として、11のコツを解説しました。
各種害虫は見た目が不快であることに加えて、ムカデやダニなど人に直接危害を加える恐れもあります。
このため、害虫が侵入する危険性を避けるべく、紹介した虫対策を施しましょう。

気密性・断熱性を高めることや乾燥機・ランドリールームの利用など、設計当初でなければ対応できないものもありますので、虫が出ない家に住みたい方は新築計画のはじめから要望を上げましょう。

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“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。

私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。

 

技術者集団

高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。

 

高耐震

私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。

 

粘断震工法(オプション)

高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。

 

超高気密

気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。

 

エネパス住宅

最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。

 

温度バリアフリー

地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。

 

高環境

床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。

 

高濃度水素生活

家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。

 

抗アレルゲン住宅

私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。

 

家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。

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監修者情報

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部

国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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