国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
家づくりのご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
リビング
2022.2.21
新築を検討している人は「おしゃれで使い勝手のよいリビングにしたい」と思っているでしょう。
リビングは家族で共有し、長い時間を過ごす場所。
優れた間取りで設計し、くつろげる場所にしたいものです。
本記事では、リビングで悩むことの多い「吹き抜け」「リビング階段」「収納」「2階リビング」の話題について解説します。
どの話題でも「おしゃれな実例」を提示しながら解説をするので、参考になるリビングの写真だけでも見ていってくださいね。
リビングで悩む話題のひとつめは「吹き抜け」です。
特徴を把握して、吹き抜けの設置があなたにピッタリの間取りになるのか確認してみましょう。
吹き抜けを採用すると「明るいリビング」を実現できます。
1階と2階の窓の光をリビングに落とし込めるので、朝から夕方まで日光を感じられるでしょう。
住宅密集地で陽の光を取り入れるのが難しい場合でも、吹き抜けを設ければ採光を図ることが可能です。
吹き抜けを設けると「家族間のコミュニケーション促進」を図れます。
リビングを中心に全ての部屋が扉一枚でつながっているので、気軽に声を掛けられます。
家族が孤立せずに会話しやすい環境が作れますよ。
吹き抜けを作ると一般的には「冷暖房効率が下がり」ます。
リビングの空間が広くなるので、1台の暖房器具あたりの体積が増えるためです。
ただし、気密性や断熱性を重視した住宅では問題とならないので、吹き抜けを設ける場合は断熱性能に自信のある施工業者を選択しましょう。
吹き抜けの設置で「音と光の漏れ」が気になる場合も。
コミュニケーションの促進の反面、1階のテレビの音や照明の光が2階の寝室まで漏れてしまうので、人によっては気になってしまうこともあります。
WICなど緩衝室を設けて、間取りや工夫で解決を図りましょう。
吹き抜けの導入で一日中明るいリビングを手に入れた注文住宅です。
1階、2階の窓からは鮮やかな緑も見え、外部の環境を上手に活用した事例といえるでしょう。
続いて悩むことが多いのは「リビング階段」です。
従来、玄関の近くや廊下に設置されることの多かった階段を、家の中心であるリビングに配置するとどうなるのでしょうか。
吹き抜けと同様に、リビングに階段を配置すると「家族間のコミュニケーション」が図れます。
子供部屋へアクセスするとき必ずリビングを通過するので、会話する機会が増え様子を知ることができます。
これから子育てを経験するご家族にピッタリの間取りです。
リビングに階段を設けると「階段下を有効活用」できます。
家族のくつろぎの場所として、広々と空間を利用したいリビングは収納が不足しがちです。
光を取り込むための窓、出入りするためのドアがあるので、収納を置ける場所はさらに小さくなります。
リビング階段を採用すると強制的に階段下の空間ができるので、収納として活用すればすっきりしたリビングに近づくでしょう。
こちらも吹き抜けと似た特徴ですが「ニオイや音」が階段から伝わります。
対策を取らなければ、キッチンで焼いた魚のニオイが階段を通じて2階まで伝わることもあるでしょう。談笑の声も階段を通じて響くので、音やニオイに敏感な人は対策を採りましょう。
例えば、リビング階段の入口に扉1枚設けるだけでも、漏れの度合いを大きく軽減できます。
スケルトン階段を用いて開放感をアップさせた、おしゃれな階段のあるリビングです。
階段下は収納やルンバの基地としても利用でき、機能性も十分。
キッチンで料理を作りながらお子さんの様子を確認することもできます。
「収納」もリビングの間取りで悩むことの多い話題です。
収納の不足したリビングは物で散らかりがちになり、部屋がおしゃれでも雑多な印象を与えてしまいます。
リビングの間取りで収納を考えるとき「意識的に収納を確保する」ことを意識しましょう。
設計者の考える間取りは、家族の人数に対応した一般的な収納量を提案します。
しかし実際は本をたくさん持っていたり、家族によって必要とする収納量は異なるものです。
あなたにとって必要な収納はどの程度になるのか、しっかり考えて意識的に収納を確保しましょう。
リビングの一角に「一時的に散らかることを許容する場所を準備する」のも手です。
“常に清潔に片付いたリビング”が理想ですが、実際は一時的に洗濯物が積まれたり、子供のおもちゃが散乱します。
これを許容せず、常に完全に綺麗な空間を目指すとストレスにつながる恐れがあります。
「この空間は多少散らかってもよい」場所を設定すると、片付けと散らかりのバランスを取れるでしょう。
「見せる収納と隠す収納」の意識も大事です。
収納は隠したいものですが、全て隠してしまうと使い勝手が悪くなります。
頻繁に使用するものはあえて「見せる収納」にして、使い勝手と美しさの両立を図りましょう。
日進市の家では、LDKの周囲に十分な量の「隠す」収納を設けています。
キッチンの背面にはパントリーが設けられ、壁で上手に隠しながら大容量の収納を確保。
さらにリビングの壁掛けテレビの右手にも大きな収納を設けて、リビングが散らかるのを防いでいます。
テレビ横の収納を逆から見た視点です。
細かいものはボックスに収め、かさばりがちな上着類も収納できるようハンガーパイプを設けています。
収納するものの変化に対応できるよう可動棚にしている点もポイントです。
悩みやすい最後の話題は「2階リビング」です。
最近採用されることの多い2階リビングの特徴を見てみましょう。
2階リビングは「プライバシー性能が高い」特徴を持ちます。
前面道路より高い位置にリビングがあるので、人の目線を気にせずにくつろげます。
さらに、夜間でも気にせず窓を開放できるので、通風の面でもメリットを感じられます。
「採光の確保」の面でも利点を感じます。
住宅密集地では、周囲の住宅の影になりリビングに光を届けるのが困難です。
2階リビングであれば、高い位置で日の光を取り込めるので、住宅密集地でも明るいリビングを実現できます。
リビングを2階に配置すると「階段の昇降」に負担を感じます。
毎日買い物を持ったまま階段を上り下りするのは体力的な負担が生じます。
玄関と階段の距離を縮める、階段の勾配を緩やかにするといった工夫で負担を減らしましょう。
2階リビングから田園風景を遠望できる注文住宅です。
季節による風景の変化を感じられ、開放感を得ることができます。
光が安定的に入り明るいこともメリットのひとつです。
家にいる時間の多くを過ごすリビング。
自然と間取りについて悩む時間も増えてしまうことでしょう。
悩みを解決するためには、採用を検討する間取りや設備の特徴を把握することが大事です。
悩みを感じることがあれば、国松工務店までお気軽にご相談ください。
R+house 名古屋西・緑・東海店 / 株式会社国松工務店では、「建築家とつくる家づくり」を掲げて、おしゃれで高性能な家を手ごろな値段で提供しています。
愛知県で新築を検討している人は、ぜひ一度家づくりの相談に来てみてください。