国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
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省エネ 高気密高断熱住宅 家づくり
2023.4.21
みなさんは「住まいの省エネ性」についてじっくり考えたことはありますか?
省エネと言ってもその方法やアプローチは様々です。
建築手法において注目されているのが、「アクティブデザイン」と「パッシブデザイン」。
しかし、まだまだその詳細を知らないという方も多いでしょう。
そこで今回は、アクティブデザインの基礎知識から、パッシブデザインと融合させることの重要性についてまで解説します。
これからマイホーム計画を始める方はもちろん、省エネ住宅に興味のある方もぜひ参考にしてください。
コラムのポイント
■「アクティブデザイン」は最新技術や高性能設備機器を活用し、「パッシブデザイン」は自然の力を活用して、省エネ&快適な生活を実現させる手法です。
■それぞれにデメリットがあるため、それを補い合って融合させることで、より効果の高い省エネ住宅が実現します。
■“R+house・国松工務店”の住宅は、「温度と空気のデザイン」をコンセプトに、省エネ性の高い快適な家づくりをご提案いたします。
目次
省エネを目標とする設計手法のうち、日本において主流なのが「アクティブデザイン」です。
アクティブ(英:active)とは、直訳すると“能動的・積極的”。
最新技術を使って省エネルギーを実現する方法で、以下のような設備が必要となります。
これらをアクティブシステムと呼ぶこともあり、設備機器や仕様の組み合わせによって消費エネルギー削減を目指します。
メリットは、「省エネになる」という点。
地球環境への負荷を減らし、さらに光熱費削減にもつながります。
しかし、これらのメリットを鑑みても、未だ全住宅へ取り入れられていないのはなぜでしょうか?
それには、いくつかのデメリットがあるからです。
まず、高性能な設備機器などは、導入コストが高いという点。
当然のことながら、高い設備機器はメンテナンスや交換などの維持管理費用もかかります。
太陽光発電は立地条件によって想定していた効果が得られない可能性もゼロではありません。
つまり、アクティブデザインは“能動的に”エネルギー削減ができる一方で、コストがかかり、意識的にメンテナンスしなければ効果が得られないということです。
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アクティブデザインと合わせて考えなくてはいけないのが、「パッシブデザイン」。
パッシブ(英:passive)とは、直訳すると“受動的・受け身”という意味です。
アクティブデザインが最新設備機器によって省エネをもたらすのに対して、パッシブデザインは、太陽光や風などの自然エネルギーをうまく取り入れて省エネにつなげる手法です。
自然エネルギー取り入れると言っても、設備などに頼らない点がポイント。
建物形状や開口部の位置・大きさ、その他の仕様で、設計によって自然エネルギーが活用できるようにするのです。
そのため、住む人が意識せずとも、自然と快適にな暮らしが送れて、省エネで環境に配慮した住まいとなります。
(引用:一般社団法人 環境共生住宅推進協議会)
では、パッシブデザインを住宅に取り入れるには、どのような方法があるのでしょうか?
立地条件に合わせて、効率良く太陽光・太陽熱を取り入れる工夫をしなくてはいけません。
そのためには、周辺環境や日照時間に合わせた間取り構成や窓計画、場合によっては吹き抜けなども検討する必要があります。
最も効果的と言われている手法が「ダイレクトゲイン」です。
「ダイレクトゲイン」は、太陽熱を建築的に活用して、自然な暖房効果を得る方法・パッシブソーラーシステムの手法のひとつです。居住空間の床・壁・天井などが蓄熱部位で、放射や対流によって直接的に熱の授受を行う方式を「直接蓄熱方式」といいますが、ダイレクトゲインは熱を吸収する面と放散する面が同一、つまり床・壁・天井など、日射を受けた部分から熱を放散させる自然暖房の手法です。
(引用:一般社団法人 環境共生住宅推進協議会)
ただし、単に日射を積極的に取り入れればいいという単純な話ではありません。
冬には日射によって室内を暖めることで省エネになりますが、夏はむしろ冷房効率を下げてしまいます。
そのため、太陽高度が高い夏場には太陽光を遮蔽し、逆に太陽高度の低い冬場には室内の奥まで光を取り込める「庇(ひさし)計画」がポイントです。
新築住宅へは24時間換気の設置が義務付けられていますが、より多くの自然風を室内へ取り入れることで、夏場の暖気を外に排出し、空調機器に頼らずとも体感温度を下げられます。
換気扇で入れ替えられる空気よりも、窓から吹き込む風の方が、ずっと心地よいですよね。
ただし、ここで忘れてはいけないのが、「気密性」。
単に通風を増やすだけではいけません。
冬場には暖気を逃さないように、やはり気密性を高めておくことは快適な住環境を整えるためにも必要です。
気密性の確保と合わせて欠かせないのが、「高断熱」です。
いくら日射をコントロールしたり自然な風を取り入れても、外気温の影響を受けてしまうと“夏暑い・冬寒い”家になってしまいます。
そのため、パッシブデザインにおいて最も重要なポイントが、屋根・壁・床・開口部などの「外皮断熱性能」です。
外気温の影響を受けやすい部分の断熱性を高め、空調熱の損失や熱の出入りを抑えます。
(引用:一般社団法人 リビングアメニティ協会)
最先端技術を活用する“アクティブデザイン”と、自然の力を活かす“パッシブデザイン”。
どちらも目的は、省エネと快適な住環境を作ることです。
しかし、それぞれにデメリットがある点は無視できません。
これらのデメリットをお互いに補うことができればいいと思いませんか?
そこで最近増えているのが、アクティブデザインとパッシブデザインを融合した省エネ住宅です。
双方のデメリットを補うことで、季節・気候・立地条件問わず、より高い省エネ性と快適性を持つ住宅が実現できます。
自然な状態で室内環境の快適さを高め、省エネルギーでエコロジーな生活を実現することが可能です。
“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネな住まいづくりを行なっています。
私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。
高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。
私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。
高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。
気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。
最高峰の断熱材と太陽光発電システムは標準搭載(追加費用なし)。初期投資を抑え、日々の電気料金の軽減にも貢献します。
地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。
床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。
家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。
私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。
家の長寿命化だけではなく、家族の健康も守れる“R+house”の住宅。
高性能住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
一見、相反するアクティブデザインとパッシブデザインですが、共に目的は「省エネ&快適な暮らし」です。
単にアプローチや方法が異なるに過ぎません。
それぞれメリットがある反面、弱点もあるため、うまく融合させて住まいのプランに取り入れることが重要です。
そのためには、省エネ住宅の設計施工実績が豊富な会社へ相談しましょう。
私たち“R+house・国松工務店”は、太陽光発電システムを標準仕様とし、今まで高気密高断熱住宅をはじめとした“長寿命住宅”を数多く手がけてきたという実績があります。
愛知県で省エネな住まいをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。
名古屋市の国松工務店が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。
モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。