国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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家づくり 省エネ
2024.4.30
「夏に涼しい家を建てたい」
このように思う方も多いのではないでしょうか。
特に現在の住まいに対して「部屋が暑い」と温熱環境に不満を抱えている方は、夏に涼しい家を建てたいと感じるでしょう。
そこで本記事では、夏に部屋が暑くなる原因、および対策・工夫について解説します。
家での夏の暑さはストレスに留まらず、体調不良を引き起こすこともありますので、工夫を凝らして暑さを避けられる快適な住まいを実現しましょう。
コラムのポイント
■ 夏に部屋で暑さを感じる場合、主だった原因があります。解消することで暑さを解消できます。
■ 具体的な原因、および対策を紹介しますので、快適な家づくりの参考にしてください。
私たち“R+house 国松工務店”は、高気密高断熱で夏に涼しく感じられる家づくりをしています。
愛知県で、夏に涼しく快適な暮らしを送りたいと考えている方は、建築家と建てるマイホーム“R+house 国松工務店”にご相談ください。
はじめに、夏に部屋が暑くなる、暑さを感じる原因を紹介します。
以下の6つの原因で家・部屋が暑くなることがあります。
住宅はエアコンなどの空調機器を利用しない場合、室温は徐々に外の気温に近づいていきます。
特に外気温の影響を受けやすい箇所は、窓・玄関ドアといった開口部です。
日本建材・住宅設備産業協会によると、夏場の住宅における熱損失の73%は窓などの開口部からとされていて、実際に窓辺に行くと外の暑さが室内に伝わることが感じられます。
熱の出入り口になりやすい開口部の断熱性能が低い場合、外の熱が伝わりやすく部屋が暑く感じるでしょう。
開口部と同様に、壁面の断熱性能の低さも問題になります。
開口部ほどではありませんが、壁にも外からの熱は伝わります。
このため、壁面に充填している断熱材の性能によっては、部屋が温まる要因になることもあるでしょう。
夏の暑さを感じる原因としては、通風性能が低いことも指摘されます。
通風性能が低い場合、温められた空気が排出できず、室内に溜まったままになります。
また、暑さだけでなく湿気や匂いがこもったり、カビが生える原因としても考えられます。
風に加えて、直射日光の有無も、涼しい家をの実現を妨げる要素となります。
十分な太陽光は室内を明るく照らし、心地よい住環境を実現しますが、過剰に太陽が入るような設計すると、特に窓辺での暑さを感じるでしょう。
空調機器の容量が部屋の体積に対して不足している場合も、夏に部屋の暑さを感じる原因となります。
エアコンなどの空調機器を利用しても、壁や窓から徐々にではありますが熱は侵入します。
このとき、部屋の体積に合った容量の空調機器を利用すれば室温は下がっていきますが、不足する場合は中々下がりません。
特に、性能の低い断熱材や窓を使用する場合は、空調機器を効かせても効果を感じづらいでしょう。
外構にコンクリートやアスファルトを利用している場合は、その照り返しを受けて暑さを感じることもあります。
駐車場や外構のコンクリートは、太陽光からの熱を反射する性質や、熱を溜め込み放射する性質があることから、室内への熱の供給源となります。
熱を蓄える性質もありますので、夕方から夜間の間も熱を感じることもあるでしょう。
特に性能の低い断熱材、窓を使用している住宅では、照り返しによる熱を感じやすくなります。
夏場に部屋の中が暑く感じるのは、こうした理由が考えられます。
▶︎愛知県で「夏涼しい家」を作る“R+house 国松工務店”の断熱性能について
夏でも涼しさを感じる、心地よい家にするためには、これから紹介する6つの工夫を検討してみましょう。
▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから
1つ目は、高性能な断熱材と窓を導入することです。
家の外の熱が室内に伝わることを防いでくれるのは、壁の中に入っている断熱材と窓です。
熱を遮断する断熱材と窓の性能を高めれば、部屋で暑さを感じることが少なくなります。
断熱材には、熱の通しにくさを表す「熱伝導率」という指標があります。
熱伝導率が低い断熱材を選択することで熱が伝わりにくくなります。
一般的には、高性能な住まいでは発泡ウレタン系の断熱材が利用されます。
窓については、従来の単板ガラス・アルミサッシではなく、ガラスが二重三重になっている複層ガラスや熱伝導率の低い樹脂サッシの利用で高い断熱効果を得られます。
高性能な断熱材と窓で家を囲むことで、外の熱が中に伝わる割合を減らせて、夏でも涼しい家を実現できます。
▶︎関連コラム:【高気密高断熱住宅の夏の過ごし方】暑い・熱がこもる・湿度が下がらない理由と対策を解説
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2つ目は、住宅の気密性を向上させることです。
高性能な断熱材と窓を使用しても、隙間がたくさんあれば隙間風として外の熱い空気が侵入しますので、涼しい家を実現することはできません。
住宅の隙間を示す指標は「c値」と呼ばれ、1㎡あたりの隙間の多さで表されます。
一般的にはc値が1.0以下になると高性能住宅と呼ばれ、外の熱い空気が隙間風として室内に伝わりにくくなります。
▶︎関連コラム:【気密性の高い家】7つのメリット・5つのデメリット│湿度やカビの発生など注意点も解説
ハウスメーカーによっては気密性試験をして、気密が取れていることを数値で確認するケースもあります。
気密値が気になる場合は、こうしたハウスメーカーに依頼することをおすすめします。
▶︎c値(気密性)0.5・UA値(断熱性)等級6相当 “R+house 国松工務店”の家づくり
▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから
3つ目は、十分な通風を取れるよう経路を確保することです。
夏の前後など、季節によっては窓を開けて生活することもあるでしょう。
このとき、空調機器を使用せずに涼しく暮らすには、東西・南北など風を取り入れる箇所と室内の風を排気する箇所と、風が通過する間取りにすることが大切です。
適切な換気はカビやダニの発生原因となる湿気とともに、シックハウスの原因となる化学物質、匂いなども排出し、優れた住環境につながりますので、通風経路を意識して設計することは重要です。
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4つ目は、軒や庇を適切に出して直射日光を避けることです。
高性能な窓を利用している場合でも、直射日光が室内に届けば熱を感じてしまいます。
夏場の熱い日差しを外で遮断できるように、軒や庇(ひさし)の利用が効果的です。
軒・庇のほか、植栽やオーニング(開閉可能な遮光シート)など、直射日光を防げる対策を設計の段階で考えてみましょう。
5つ目は、間取りに合った適切な容量の空調機器を選定することです。
エアコンなどの空調機器の容量が不足している場合、冷房運転にしても中々部屋が冷えず、また常に強運転にすることから光熱費が高くなる恐れもあります。
特に吹き抜けや勾配天井など、1台の空調機器で空調するべき体積が大きい場合に容量不足になる恐れが高くなります。
上下階それぞれに小型のエアコンを設置する、2層分の体積を見越して大きな容量のエアコンを設置するなどして容量不足を防ぎましょう。
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6つ目は、建物の温熱環境について検討する際に、植栽や遮光シートの利用など、外構計画も含めた設計をすることです。
夏の日差しは室内に入ってからカーテンで遮るよりも、窓ガラスの内側に入る前、窓の外側で遮る方が遮熱・断熱効果が高くなります。
落葉樹を植えたりオーニングを設置するなどして直射日光を遮ることが効果的です。
また、芝生を植栽するなどして、外構床面からの照り返しを防ぐことも対策として考えられます。
こうした対策を導入することで、夏に涼しい家を実現できるでしょう。
なお、特に効果が高い対策は「高性能な断熱材・窓の設置」と「住宅の気密性の向上」の2点です。
高気密高断熱な家を目指すことを軸に、他の対策も組み合わせて夏に涼しい家を建てましょう。
近年の夏の暑さは異常で、室内にいても熱中症になるケースがあるなど、対策なしでは健康を損なう恐れもあります。
ご自身やご家族の健康を守るためには、涼しい家にするための工夫が必要です。
私たち“R+house 国松工務店”は、高い断熱性・気密性を持ちながら、おしゃれな注文住宅を数多く建築しています。
夏場でも快適な住まいを建てるために、高気密高断熱な家を建てる“R+house 国松工務店”にご相談ください。
▶︎▶︎▶︎事例の詳細はこちらから
夏に部屋で暑さを感じる原因とその対策について解説しました。
夏に暑さを感じる場合、断熱・気密性能の低さや通風性能の不足など、何らかの原因があるものです。
これから新築で家を建てる場合は、夏の暑さを避けるべく、紹介した対策の導入を検討しましょう。
なお、暑さ・寒さを避ける設計の得意なハウスメーカー・工務店に依頼することで、暑さへの対策も考えられつつ、デザイン面にも配慮された住まいは建築可能です。
ハウスメーカー・工務店を検討する際は、外観・内装などのデザインや間取りとともに、温熱環境に対する配慮にも気を使っている会社を選択しましょう。
“R+house・国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネにこだわった快適な住まいづくりを行なっています。
私たちが自信を持ってご提供するのは、ずばり“9つのVALUE”。
高層建築から土木工事まで、幅広い施工経験を持つベテラン技術者です。専門性と独自性を高め、高機能・高性能住宅をご提案していきます。
私たちが手掛ける住宅はすべて認定長期優良住宅+耐震等級3標準仕様。一般的にはあまり考慮されない、重心・剛芯・バランスも重視しています。※耐震等級3相当・同等ではなく「適合証明書」を取得した認定住宅です。
高層ビルにも用いられている粘断性体を使用。住宅用制震工法により高耐震+超制震を実現します。大規模な地震発生時にも、地震エネルギーを約80%吸収、建物変形量を約1/2に軽減します。
気密性を示すC値は、R+house標準の1(cm²/m²)以下を大きく上回る高気密を実現。全棟実測試験を行い、C値0.5(cm²/m²)以上の場合は、施工のやり直しを行っています。
最高峰の断熱材と太陽光発電システム。日々の電気料金の軽減にも貢献します。
地中熱利用全熱交換器型循環システム+エアーサイクルを標準装備。温度差のない住環境を実現することで、結露によるカビ・ダニの軽減、冬のヒートショックによる家庭内事故、冷え性・低体温症など、家の温熱環境が身体に与える影響に配慮しています。
床暖房を必要としない施工方法と空気の対流を考えた設計により、ストレスを軽減。大きな吹き抜けを設けることでさらに冷暖房効率が良くなり、エアコン1台で家じゅう高環境が得られます。
家族で使用する全ての水に、自然の原理から生まれた最先端技術の「生命の水」を採用。酸化反応を抑制し活性酸素を減少。自然治癒力やデトックス効果を促進します。 高濃度の水素を体内に取り込むことで、悪玉活性酸素を体内から排出し免疫を高めます。健康寿命「健康促進+美+若さ」の追及に役立てていただけます。
私たちが扱う住宅はすべて抗アレルゲン仕様。PM2.5、ハウスダスト、花粉、粉塵、煤塵、黄砂、ダニなどを特殊なフィルターで取り除き空気を浄化。さらにイオン化することで、消臭・除菌やカビの撃退へ。家中クリーンな空気環境で、アレルギー軽減へとつなげます。
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