国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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インテリア 家づくり リビング キッチン 玄関
2023.3.17
お子さんとの暮らしは、日々喜びや発見で溢れています。
しかし、住まいの間取りによっては親も子もストレスを感じて、疲れてしまっているご家庭も少なくありません。
そこで、今回は「子育てしやすい家」にするための間取りポイントについて、空間ごとに解説します。
これからマイホームを建てる方、今のお住まいをリノベーションしたい方は、ぜひ参考にしてください。
コラムのポイント
■「子育てしやすい家」はお子さんにとっても親御さんにとってもストレスの少ない住まいです。
■室内・屋外それぞれの場所で工夫を凝らすことで、家族全員が暮らしやすい家になります。
■“国松工務店”が「温度と空気のデザイン」をコンセプトに、快適な家づくりをご提案いたします。
目次
お子さんと最も時間を共有する場所がリビングでしょう。
くつろぐためなのでゆったり広々していればいいと思うかもしれませんが、そこに少し工夫を加えるだけで、一気に家事ラクになり、子育てと向き合える時間が増やせます。
フローリング床が主流の現代住宅では、床にお子さんを寝かせる場所があまりありません。
そこでおすすめなのが、リビングの一角に設ける小上がり和室。
肌触りがよく耐衝撃性の高い畳敷のスペースが少しあるだけで、赤ちゃんのおむつ交換やお昼寝の場所として活用できます。
もちろん、お父さんお母さんの休憩する場所として使うのもおすすめです。
リビングは、細かい日用品や掃除機など、小さいお子さんの興味を惹きつける物がたくさんあります。
子育てをした方なら、「しまってもしまっても子供が出してしまってきりがない」そんな経験をしたことのある方も多いでしょう。
片付かないだけならまだいいのですが、もので溢れたリビングは誤飲などの家庭内事故を招きかねません。
そのため、壁面収納などたっぷりの収納スペースを設け、出来るだけ生活感をなくしてスッキリと片付けられるようにしておくと良いでしょう。
ただし、細かく収納場所が決まっていると、余計家事が大変になりかねません。
ウォークインタイプの収納スペースをリビング脇に設けるなど、おおらかな気持ちで片付けできる環境にしておくことも肝心です。
最近取り入れるご家庭が増えているのが、「リビング学習」。
大きめのダイニングテーブルを置き、そこで宿題などをさせるのもいいですが、自分で学習管理ができるように、リビングの一角に学習コーナーを設ける方法もおすすめです。
(引用:大建工業)
小さくても専用スペースを作ってあげれば、お子さんも気持ちの入れ替えができますし、集中力が高まります。
家事をしながらお子さんの様子を確認できる点が一番のメリット。
掃除や片付けもリビングと一緒にできますので、家事負担の軽減にもつながります。
水回り空間の工夫も忘れてはいけません。
なぜなら、居室よりも汚れやすく掃除手間がかかりますし、危険もいっぱいだからです。
レイアウトや設備機器選びのポイントを押さえれば、家事ラク&安心安全な住まいになります。
対面キッチンはリビングダイニングにいるお子さんの様子を見ながら料理できる点が魅力ですが、メリットはそれだけではありません。
キッチンスペースとダイニングスペースを明確に区切ることができるだめ、お子さんがアクセスしにくく、家事中のストレスも軽減できます。
お子さんが小さいうちは、ベビーゲートをつけやすい点もポイント。
思わぬ家庭内事故を未然に防げます。
「朝の準備をする際、洗面所で行列ができる」という経験をしたことはありませんか?
お子さんが小さいうちはあまり気になりませんが、大きくなると朝の準備に時間がかかってくるようになります。
そのため、洗面所は広めにし、なおかつ洗面化粧台のカウンターを長くしておくと、複数人で並んで支度ができます。
ホテルライクな複数の洗面ボウルのあるデザインも人気です。
(引用:LIXIL)
トイレは水回りの中でも特に汚れが気になる場所ですよね。
しかし、狭いトイレで床掃除をするのはなかなか手間がかかる作業。
そこでおすすめなのが、フロートタイプのトイレとトイレ用手洗いです。
床から浮いているので、拭き掃除も楽にできますし、何より汚れに気づきやすく、衛生的に保てます。
外で元気よく遊んできたお子さんがドロドロに汚れたままお風呂に向かうと、家のあちこちが汚れて掃除が大変です。
そこでおすすめなのが、脱衣場やランドリールームに勝手口を設けるというアイデア。
外から直接アクセスできるようにすれば、お掃除の手間が大きく省けます。
ペットを飼っている方にとっても、散歩から帰って足の汚れをすぐに洗える点は魅力ですよね。
洗濯物を天日干ししたい方も、ランドリールームから外へ出られれば家事動線を短くできます。
「子育てしやすい家」のプランを検討していると、つい室内に意識が向きがちですが、玄関や屋外空間の計画も重要です。
お子さんはどうしても靴の脱ぎ履きに時間がかかります。
そのため、朝など混雑する時間帯はどうしても急かしてしまい、親子共々ストレスがたまりがちです。
そこでおすすめなのが、広めの土間がある玄関。
腰掛けて落ち着ける空間があれば、小さいお子さんでも自分で靴を脱ぎ履きしてくれるかもしれません。
また、広々とした土間は、ペットのお手入れやアウトドア用品の掃除など、いろいろな用途に活用できます。
玄関にたっぷり収納のシューズインクローゼットを併設すれば、何かとしまい場所に困る外遊びの道具や、ベビーカーをしまえます。
また、防災用品の置き場としても活用できますし、飲料水などをストックする場所も作れば、お買い物から帰って靴を履いたまま収納できます。
ドアを開けた途端お子さんが道路まで走っていってしまい、ひやっとした経験はありませんか?
前庭が狭くすぐに道路があるような敷地の場合は、玄関ドアを道路に向かって正面には設置しないようにプランニングしてみましょう。
飛び出し事故が防げるほか、ドアを開け放したままでも家の中が外から丸見えになりません。
さらに安全に考慮したい方には、門扉をつけるのもおすすめです。
前面道路の交通量が多い場合や、歩道がない場合は、ぜひ安全性についても検討してください。
駐車スペースは車種によって必要な広さが異なります。
軽自動車 | 幅240cm × 奥行430cm |
中型車 | 幅270cm × 奥行500cm |
ワンボックスカー | 幅270cm × 奥行570cm |
ただし、これらのスペースはあくまでも車を止めるためだけに過ぎません。
ベビーカーを車の横につけてお子さんを乗り降りさせるためには、さらに100cm近くのスペースが横に必要となります。
雨の日でも慌てず車へ乗り降りできるように、カーポートなどの屋根を設けるのもおすすめです。
(引用:三協立山アルミ)
ご家族全員分の自転車を停めるとなると、それなりのスペースが必要となります。
しかし、お子さんが無造作に駐輪してしまうと、駐車スペースや通路にはみ出て不便さを感じてしまうでしょう。
そこでおすすめなのがサイクルスタンドやサイクルラックです。
決まった場所に駐輪することができるため、見た目もすっきりしますし、自転車が邪魔になりません。
お子さんにはやっぱりきちんとした個室を用意してあげたいですよね。
しかし、単に大人と同じような寝室を作るだけでは、子育てストレスが増えてしまったり、結局使わなくなってしまったりするかもしれません。
お子さんが将来独立してしまえば、子供部屋はあまり使われない空間となります。
将来的に書斎や納戸、趣味の部屋などに用途変更できるようにしておくのがおすすめです。
例えば、あらかじめ壁の下地補強を入れておき、将来的に棚をたくさんつけられるようにしておいたり、窓を複数設けて2部屋に分けられるようにしておいたりする方法があります。
従来の子供部屋は、一つの部屋の中にベッド・勉強机・おもちゃ棚などをおきましたが、最近のトレンドは少々違います。
個室はあくまでも寝るためだけの空間にし、子供部屋の前にファミリールームなどのホールを設け、勉強と遊びは親の目の届くところでさせるスタイルが人気です。
リビングと離れた場所に配置すれば、少々片付いていなくても来客者などの目に入りません。
お子さんが自分で片付けできるようにするために、造作収納などを設けてどこに何をしまえばいいか分かりやすくしてあげるのもポイントです。
洋服・本・おもちゃのしまい場所を一目瞭然にしておけば、いちいち親が片付けを手伝ってあげる必要が減ります。
「子育てしやすい家」にするポイントは、リビング・水回り・玄関・子供部屋だけではなく、そのほかの場所にもあります。
家事をしている間お子さんに外遊びをさせたくても、飛び出しなどが心配という方も多いでしょう。
かと言って、庭の見えないところで遊ばせて怪我をしてしまうのも問題です。
そこでおすすめなのが、リビングに隣接したウッドデッキなどのアウトドアリビングです。
床レベルが室内と同じなので、家の中で家事をしていても外の様子が確認できます。
最近多くの住宅に設けるのが、ファミリークローゼットとパントリー。
従来の各室に設けるクローゼットとは異なり、ファミリークローゼットは一箇所に家族全員分の洋服をしまうため、洗濯物を片付ける手間を大幅に減らせます。
パントリーはキッチン近くに設ける食料庫で、食糧の在庫状況が一目でわかるため無駄な買い物を防げると人気です。
コロナ禍で自宅でのリモートワークを余儀なくされた方の中には、自宅に落ち着いて仕事ができるスペースがないと困った方が多くいらっしゃいました。
子育てしやすい家とは、何もお子さんにとって快適な環境を整えるだけではありません。
親御さんも自分の時間を過ごせる場所が必要です。
小さくても書斎などの個室を作ると、仕事・趣味のための場所として活用できます。
お子さんがそれほど小さくないご家庭には、スキップフロアやロフトを取り入れてみるのもおすすめです。
お子さんが思春期に入ると、どうしても家族との距離をとりたくなりがちですが、個室に篭りっぱなしでは心配ですよね。
床レベルに差をつけることで、空間を共有しながらもそれぞれ個人の時間を過ごせます。
家族円満の秘訣は「適度な距離感」。
完全に空間を区切るのではなく、お互いの気配が感じ取れる空間構成にすることを意識してみてください。
いくら間取りや設備機器にこだわっても、室内の環境が快適でなければ意味がありません。
高気密・高断熱仕様にすることで、室内の温度ムラがなくなり風邪などの発症リスクを抑えられます。
また、高性能の換気システムを取り入れれば、ハウスダストなどによるアレルギーやシックハウス症候群の危険性も大幅に減らせます。
快適な空気環境こそ、健康的な暮らしの根本と言っても過言ではありません。
“国松工務店”は、名古屋市を中心に、長年「温度と空気をデザインする」をコンセプトに掲げ、省エネ性の高い住まいづくりを行なっています。
私たちの手がける住まいの特徴はずばり“3つのPASS”。
〈ENEPASS エネパス〉
温度を安定させる「ホールハウス断熱」と、空気を循環させる「地中熱利用型換気システム」を合わせて、家の中を快適な温度の空気で満たします。
〈SICKPASS シックパス〉
従来の壁面や天井からの排気ではなく、床面排気にすることで、ハウスダストの飛散を防ぎ、効率良く室内から取り除きます。
また、高性能フィルターを備えた地中熱利用換気システムを導入し、外気からのアレルギー物質を99%除去した清潔な空気環境と、快適な温度環境を両立。
健康的で居心地の良い住まいを実現できます。
〈YENPASS エンパス〉
高断熱性能に加えて「オール電化」を採用し、光熱費を節約できます。
大容量、高性能、長期寿命・保証のソーラー発電と蓄電池で、節約と合わせて売電利益を生むことも期待できるでしょう。
“使う電気<創る電気”を目指した住まいをご提供いたします。
※ソーラー関連設備は標準仕様には含まれません。
愛知県で省エネ住宅の建設をご検討中の方は、ぜひお気軽に“国松工務店”までご相談ください。
子育ては家事の中でも特に重労働ですが、その喜びは他には変えられませんよね。
少しでもストレスなく子育てと向き合えるように、住まいの間取りや設えに工夫を凝らすことは大切です。
住宅の細かなところまで工夫を凝らしたい方は、ぜひ「経験と知識のある工務店」へ相談してみてみましょう。
私たち“国松工務店”は、今まで多くの高気密・高断熱住宅を手がけてきたという実績があります。
愛知県で住み心地の良い住宅建設をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
愛知県でおしゃれな注文住宅を建てるなら、建築家と建てるマイホームR+houseにご相談を!
100名以上在籍する建築家が、お客様のご予算や好みにピッタリなマイホームをご提案いたします。
名古屋市の国松工務店が主体となり、普通の注文住宅と同じような手順・予算で建築家との家づくりをサポートします。
モデルハウス見学や勉強会を随時開催していますので、お近くの方はぜひお気軽にご活用ください。