国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】編集部
国松工務店【R+house 名古屋西・緑・東海】では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
家づくりのご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
家づくり
2022.12.4
テレビや雑誌で見かけるホテルみたいな家は、高級感や落ち着きを兼ね備えた人気のデザインです。
ホテルライクな家づくりはハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫でとってもおしゃれに仕上げられます♪
今回は実際のホテルライクな注文住宅事例を見ながら、外観・内装それぞれのテクニックや工夫ポイントを詳しく解説します。
コラムのポイント
・ホテルみたいな家を建てるためのコツやポイントを実際の事例で覚えましょう。
・リゾートホテル・シンプルなホテルなど、さまざまな施工事例を紹介します。
一口にホテルと言ってもさまざまな国・時代のテイストがありますが、基本的には次のようなメリット・魅力があります。
観光地のホテルは長い期間多くの人が利用することを想定しているので、流行り廃りに左右されず万人受けするデザインが基本です。
マイホームとホテルライクテイストは相性が良く、周囲の家と馴染みやすく築年数が経っても古く見えません。
ホテルテイストはさりげないアクセントや素材感でおしゃれに仕上げるので、高額な建築費用を掛けなくても十分実現可能です。
この後の外観・内装のテクニックを一つずつ吸収して、上手にマイホームプランに取り入れてみてください。
ホテルの外観はゴージャスなイメージをお持ちの方も居るかもしれませんが、一戸建ての場合シンプルなシルエットにまとめるのがおすすめです。
真四角である必要はありませんが、直線的でシャープなシルエットにするとホテルライクなイメージに仕上げやすいです。
特に玄関やお庭側など、住まいの顔となる面のシルエットに注目して考えてみましょう。
外観のイメージを左右するカラーは、落ち着きのあるものを
1~3色でバランス良く選びましょう。
ブラック・ホワイト・グレーのモノトーンカラーは、上品でホテルライクなイメージを作りやすいのでおすすめです。
1色でスタイリッシュに仕上げたり、シンプルなベースにアクセントで変化を付けたりするのもかっこいいです。
たくさん色を使うと雑多な印象になりやすいので、なるべくシンプルなカラーリングにまとめてみてください。
シンプルなシルエット・カラーの外観では、屋根や窓をアクセントにするテクニックが効果的です。
屋根・窓はどの家にも必ずある物なので、さりげなく上品なホテル風のイメージを作りやすいです。
家の正面の窓を減らして、モダンでカッコいいホテルのように仕上げるのも一つのアイデアです。
〈関連コラム〉
窓の少ない家のおしゃれな外観&間取り事例|名古屋の建築家×工務店
建物やお庭をライトアップするのも、ホテルライクな外観づくりテクニックの一つ。
外壁の素材感を映し出したり、シンボルツリーのシルエットを見せたり、照明活用はバリエーションが豊富です♪
照明一つで夜の外観イメージがガラッと変わることも多く、意外とコストパフォーマンスの良いテクニックです。
生活感につながる室外機や給湯器などの設備を上手に隠すのも、ホテル外観づくりで欠かせないポイントです。
せっかくおしゃれに仕上げた外観も、エアコンの室外機一つで生活感丸出しになってしまうことが多いです。
ガスメーターやボンベ、乱雑に並んだ自転車など、生活感につながるものは建物・壁の影に配置してさりげなく隠しましょう。
ここまで紹介したポイントを踏まえ、建物と外構をトータルコーディネートするのも大切なテクニックです。
門扉や駐車場など外構部分が建物とマッチすると、一つの世界観ができあがってグッとホテルっぽい外観に仕上がります。
建物単体で考えるのではなく、表から見える外観全体のバランスを考えてみましょう。
ホテルみたいな内装デザインづくりの第一歩として、一つのテイストで統一感を出すことを意識しましょう。
リゾートホテルや旅館は、入り口から客室まで一つの世界観で統一することで、高級感や特別な雰囲気を作っています。
マイホームも同じで、床・壁・天井全体で統一感を生み出せば、高級ホテルのような雰囲気も作れます。
まずはご自身の好みの内装テイストを見つけて、その世界観に沿って一つずつデザインを決めていきましょう。
壁や床に何もない余白をつくり開放感を与えるのも、ホテルライクな内装テクニックの一つです。
あえて何も置かない余白があると、同じ床面積でもお部屋が広く見える効果が期待できます。
収納を充実させてモノを置かないようにして、床面を広く見せるのも効果的。
ほかにも、次のような開放感アップテクニックがあります。
一例ですが、ひろびろホテルライクな空間を作る方法はたくさんありますのでいろいろ採り入れてみましょう。
フローリングやカウンターなどの木部、内装仕上げの素材と質感にこだわるのも大切なポイントです。
特にシンプルなホテルテイストの内装は、木目や壁の質感による変化が大きいです。
高級感のある素材や仕上げを選ぶと、よりリアルなホテル感を演出できるでしょう。
内装材を選ぶときは実物サンプルを取り寄せて、見た目はもちろん肌触りなども確かめてみてください。
外観と同じように内装でも照明を活用すると、ホテルライクな空間を作りやすいのでおすすめです。
シーリングライトで全体を均一に照らすだけでなく、スポットライトや間接照明を使って明暗を付けると魅力的なお部屋に♪
読み書きやお料理時のメイン照明、リラックスタイムのサブ照明を切り替えられるようにしておくと便利です。
使いやすい収納を十分な量つくり、生活感を隠すのもホテルみたいな内装づくりの基本テクニック。
どんなに素敵な内装デザインも、収納が足りず物が散らかっては台無しです。
逆に余計なモノのない環境を整えるだけで、デザイナーズハウスのような素敵空間になることも多いです。
収納は暮らしやすさにも直結するポイントですから、しっかりこだわって計画を立てましょう。
住まい全体の断熱性や空調計画までこだわると、さらにホテルのような素敵なお部屋に仕上がります。
断熱性の高い家は冷暖房効率が良いので、あちこちに扇風機やストーブなどを置く必要がなくすっきり過ごせます♪
あらかじめ空調の設置場所も考えておくと、ムダなモノが無く快適な空間をつくることができます。
より完成度の高いホテルライクなお部屋をつくるには、内装と家具のトータルコーディネートも必要です。
せっかくおしゃれに仕上げたお部屋も、家具との相性が悪いとポテンシャルを活かせません。
内装デザインを考える時点で、そこに置く家具やカーテンなどもトータルコーディネートしましょう。
ブラック・石材調・ウッドの3色でまとめた、リゾートホテルのような外観の素敵なお家です。
LDKも、吹抜けとスケルトン階段を組み合わせた開放感あふれる仕上がり♪
実用性に優れる幅広の洗面カウンターも、ホテルのサニタリーのような雰囲気です。
モノトーンの箱を組み合わせたようなシンプル外観は、窓の配置でカッコいいホテル風に仕上がっています。
奥行きとガラスで開放感ばつぐんの玄関も、ホテルのようなおもてなしを感じる空間に♪
カップボード・パントリーなど収納充実のキッチンも、生活感を隠してスタイリッシュな印象を創り出しています。
特徴的なシルエットの外観は、ライトアップされて優雅な印象に仕上がりました。
シンプルなベースに焼杉をちりばめたLDKは、素材感が引き立ち高級ホテルのような雰囲気です。
さらに立体感のあるアクセントウォールと間接照明を組み合わせ、いつまでも居たくなる空間に。
さりげなくおしゃれな生活を楽しめるホテルみたいな家は、長く暮らすこれからのマイホームにピッタリ♪
外観・内装ともにちょっとした工夫とテクニックでおしゃれになりますので、ぜひ今回の内容を活用してみてください。
愛知県名古屋市でホテルのような注文住宅を建てるなら、建築家との家づくりができるR+houseにご相談ください。
100名以上在籍する建築家がお客様のご要望を伺い、理想のホテルライクな家をご提案いたします。
名古屋市で創業60年以上の国松工務店が主体となり、一般注文住宅と変わらない手間・費用で建築家との家づくりが可能です。
モデルハウス見学・勉強会も定期開催していますので、ぜひ家づくりの第一歩としてお気軽にご活用ください。